3月26日の強風で飛散した屋根の改修工事を行いました。

町の屋根やさん仙台の嶋村です。

今回は強風で屋根材が飛んでしまったシングル屋根材の上に横葺き板金をカバー工法による葺き替え工事を行いましたのでご紹介いたします。

状況は画像の通り、この状態で雨が降れば確実に漏水します。下葺き材も剥がされて下地も見えてしまっています。

至急工事をしなければなりません。

今回の工事は既存の屋根の上に板金材を葺いていきます。

準備工事として軒先部分に補強板金材を取り付けます。これは横葺き屋根材を施工する時に軒先接合部のとても重要な部分になります。

※既存の屋根の状況では、、、

①屋根材、屋根下地材解体　➡　木下地材施工後、屋根材施工

②屋根材の上に木下地材重ね貼り　➡　屋根施工

③既存屋根材上に屋根施工

工事予算や、下地状況では　①、②　の工事手順が必要となります。

下地の状況を調査し今回は　③　の手順で工事を進めます。軒先補強後、下葺き材(ルーフィング)を敷いていきます。

続いて、屋根本体施工をしていきます。

横葺き材本体を屋根下地材にビス止め、棟部分には木下地を取り付け、板金材重ねて施工完了となります。

今後、強風や台風が来ても安心して生活ができます。さらに工事の時間は　約50㎡の大きさの葺き替え工事で　8時～15時　となりました。

工事の内容、状況にもよりますが、短時間で施工が可能となる場合もございます。

今回の強風で不安な所、屋根だけではなく外壁などまたは住宅設備に関することで調査依頼や質問などがあれば小さなことでもお申し付けください。

現在、先月の強風による調査依頼が増えております。

6月からの梅雨、台風シーズンを迎えるにあたり、早めに備えて頂ければ、よりスムーズな対応も可能となる場合もございます。

気になることがあれば、町の屋根やさん仙台店へご連絡ください。