熊本市東区の急勾配屋根からスレート屋根が落下！急勾配屋根の意外なリスクと定期点検の重要性もご紹介
更新日：2025年4月8日
強風の日の後は、こういった落下事故のご相談が増加します。
まずは落下の被害状況を確認しました。
スレートが落下した衝撃で、ウッドデッキにはへこみができていました。
幸いにも、落下時にデッキには人がいなかったため、大きな事故には至りませんでしたが、スレートの落下の勢いの強さを物語っていました。
スレート屋根は想像以上に重くて硬く、落下地点に人がいれば大けがは避けられなかったでしょう。
幸いにも、落下時にデッキには人がいなかったため、大きな事故には至りませんでしたが、スレートの落下の勢いの強さを物語っていました。
スレート屋根は想像以上に重くて硬く、落下地点に人がいれば大けがは避けられなかったでしょう。
実際に、屋根材が割れた箇所はルーフィング（防水シート）がむき出しになっていました。
これではルーフィングに想定以上の雨水がかかり、耐用年数よりも早く劣化が進んでしまいます。
このままの状態で放っておくと、下地の腐食や雨漏りに繋がります。
これではルーフィングに想定以上の雨水がかかり、耐用年数よりも早く劣化が進んでしまいます。
このままの状態で放っておくと、下地の腐食や雨漏りに繋がります。
軒先付近では、割れたスレートが屋根の上に残っている箇所もありました。
このままではいつ落下してもおかしくないため、お客様に確認のうえ、安全のために取り外しておきました。
調査の結果、計5枚のスレートが割れていたと判明しました。
このままではいつ落下してもおかしくないため、お客様に確認のうえ、安全のために取り外しておきました。
調査の結果、計5枚のスレートが割れていたと判明しました。
今回落下しなかったスレートにも、ひび割れや色褪せなどの症状が見られました。
築21年ということを考えると、ノンアスベストのスレートが出始めた時期のものと推測されます。
この時期に製造されたスレート材は、現在の製品に比べて強度や耐久性がやや劣るものもあり、ひび割れや欠けが起こりやすい特徴があります。
築21年ということを考えると、ノンアスベストのスレートが出始めた時期のものと推測されます。
この時期に製造されたスレート材は、現在の製品に比べて強度や耐久性がやや劣るものもあり、ひび割れや欠けが起こりやすい特徴があります。
また、こちらの屋根は「急勾配」と呼ばれる、角度が急な屋根の形状をしていました。
急勾配屋根は水はけが良く雨漏りリスクが低い、屋根裏の空間を有効利用できる、見た目が美しいなどのメリットがあります。
しかしその反面、強風の影響を受けやすいデメリットもあります。
また、スレートが割れた場合、緩勾配屋根に比べると落下する可能性も高くなるため、強風時には注意が必要です。
急勾配屋根は水はけが良く雨漏りリスクが低い、屋根裏の空間を有効利用できる、見た目が美しいなどのメリットがあります。
しかしその反面、強風の影響を受けやすいデメリットもあります。
また、スレートが割れた場合、緩勾配屋根に比べると落下する可能性も高くなるため、強風時には注意が必要です。
①部分補修（割れた部分のみの差し替え）
最も低コストな方法で、割れたスレートだけを新しいものに交換します。ただし、周辺のスレートも劣化が進んでいる場合は、近い将来また同様の問題が発生する可能性があります。
▶スレートの欠けや割れは補修が必要？レベル別補修方法
最も低コストな方法で、割れたスレートだけを新しいものに交換します。ただし、周辺のスレートも劣化が進んでいる場合は、近い将来また同様の問題が発生する可能性があります。
▶スレートの欠けや割れは補修が必要？レベル別補修方法
③葺き替え工事
既存のスレート屋根をすべて撤去し、新しい屋根材で葺き直す方法です。最も根本的な解決方法であり、耐久性も高くなりますが、工事費用は最も高くなります。
▶屋根葺き替え工事の費用相場はどれくらい？金額を安く抑えるポイント
既存のスレート屋根をすべて撤去し、新しい屋根材で葺き直す方法です。最も根本的な解決方法であり、耐久性も高くなりますが、工事費用は最も高くなります。
▶屋根葺き替え工事の費用相場はどれくらい？金額を安く抑えるポイント
今回のケースのように、スレート屋根は見た目では分かりにくい劣化が進行していることがあります。
特に、築15年以上が経過している場合は、専門業者による点検をおすすめします。
定期点検を行うことで、今回のような突然の落下事故を未然に防ぐことができます。
特に、台風シーズンは強風被害を受けやすいため、定期点検が重要です。
特に、築15年以上が経過している場合は、専門業者による点検をおすすめします。
スレートの定期点検のポイント
- スレートのひび割れや欠けがないか
- 表面の色褪せや塗膜の劣化
- コケやカビが発生していないか
- 棟板金などに釘の浮きがないか
特に、台風シーズンは強風被害を受けやすいため、定期点検が重要です。
今回の事例では、スレート屋根の落下という事態が発生しましたが、人的被害がなかったのは不幸中の幸いでした。
屋根材の落下は重大な事故につながる可能性もあるため、早めの点検・対応が大切です。
特に築20年前後の住宅にお住まいの方は、目に見える破損がなくても、屋根の状態をプロの目でチェックしてもらうことをおすすめします。
当店では無料点検を行っており、お客様のご希望やご予算に応じて様々なご提案を行っています。
「屋根の劣化が気になる」「屋根材のかけらが落ちていた」など、少しでも気になることがあれば、お気軽に街の屋根やさん熊本店にご相談ください。
屋根材の落下は重大な事故につながる可能性もあるため、早めの点検・対応が大切です。
特に築20年前後の住宅にお住まいの方は、目に見える破損がなくても、屋根の状態をプロの目でチェックしてもらうことをおすすめします。
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