塗装前の屋根の様子

塗装前の屋根の様子になります。全体的に色褪せしており、苔の発生が目立ちます。

カラーベスト屋根はセメントを主成分としており、表面を塗装で保護することで防水機能を維持しています。
色褪せや苔の発生は、この塗膜が劣化してきている証拠で、メンテナンスの時期が近付いているサインです！

ダメージが進行する前に、塗装メンテナンスをすることで、美観が改善されて、耐久性も向上しますよ♪

【参考】
▼スレート屋根の特徴やメンテナンス方法を解説！製造された時期ごとに異なる寿命や注意点とは？
▼屋根や外壁の劣化を促進させる苔・藻・カビの放置は絶対ダメ

屋根の部分差し替えと塗装工事が開始です

足場を設置して工事が開始です！

足場の設置費用の目安は、一般的には約15万円から約25万円程度です。
この費用には運搬、組み立て、解体などの費用が含まれています。

複数の工事をまとめて行うことで、1回分の足場代を節約することが可能なので、おすすめです♪

【参考】
▼一度の足場で二度おいしい屋根・外壁工事

屋根部分差し替えの工事の様子についてはこちらの施工記事をご覧ください⇓⇓
▼広島市南区、割れたスレート屋根の部分差し替え工事！気になる費用は？

高圧洗浄をします

屋根塗装をするにあたり、塗装前に高圧洗浄をして屋根を綺麗にします。

高圧洗浄をすることで、古い汚れや苔などを除去し、新しい塗料との密着性を高める効果があります。
屋根の種類や汚れの程度に合わせて、水圧を選ぶ必要があります。水圧が高すぎると、屋根材を傷める原因となるため、水圧選びは重要です。

高圧洗浄が終わり乾燥した後、下地調整として板金部の釘の浮きがないか、屋根材のひび割れがないかを点検します。
必要に応じて、補修を行い塗装に入る準備をします。

下地調整の後は、金属でできた部材に錆止め効果のある下塗り材を塗っていきます。
金属は劣化とともに、サビが発生し、ひどい場合は穴が開いてしまうこともあるため錆の発生を抑制する塗料を塗っています。

いよいよ、塗装の工程に入ります

はじめに、下塗りの工程です。

屋根塗装は通常、下塗り→中塗り（上塗り1回目）→上塗りの工程で行います。
下塗りをすることで、下地を整え、屋根材と仕上げ塗料との密着性を高める効果があります。

今回使用したのは、『サーモアイシーラー』と言う塗料になります。

南区の現場では仕上げ塗料として、遮熱塗料を使用します。

普通の遮熱塗料の場合、中塗りと上塗りにしか遮熱機能はないのですが、サーモアイシリーズは専用の下塗り材（サーモアイシーラー・サーモアイプライマー）が用意されていて、これらにも遮熱機能があるのが特徴です！

そのため、下塗りにサーモアイシーラーを使うことで、太陽光を高いレベルで反射するようになるんです(*’ω’*)

下塗りが終わり、乾燥した後に中塗りの工程に入ります。

使用する塗料の種類や、塗装の時期、気温によって乾燥時間は異なってきます。
塗料は乾燥してしっかりとした塗膜を形成することで性能を発揮するため、一定の乾燥時間を置くことはとても重要ですよ。

中塗りと上塗りは通常同じ塗料を使用します。中塗りは、塗装の密着性や耐久性を高めることや、仕上がりの美しさや均一性を保つことに繋がります。

仕上げの塗料として使用するのは、『サーモアイSi』です。遮熱塗料として人気の塗料で、耐久性が高く、耐候性や光沢保持性に優れています。

【参考】
▼夏の暑さを低減する遮熱塗料、サーモアイシリーズ
▼屋根塗装で遮熱・断熱性能を向上！塗料の仕組みとポイントもご紹介

中塗りが終わり同じく一定の乾燥時間を置いた後、最後の工程である上塗りに入ります。

上塗りは塗装の仕上げとなるため、塗りムラがないかを確認しながら、塗っていきます。上塗りを行うことで、中塗りの状態よりも塗膜はさらに厚くなり、下地を保護してくれます。

中塗りで終わる業者もありますが、３度塗りを行うほうが、より美しい仕上がりになるため安心です♪

今回、上塗りには『遮熱効果』のある塗料を使用していますが、そのほかにも防汚性や防藻機能など、塗料によって様々な機能がありますので、屋根塗装を検討される際は、塗料の機能で選ぶのもいいと思います(*’ω’*)

【参考】
▼屋根塗装・外壁塗装の塗料についての基礎知識

屋根塗装工事は完了しました♪

街の屋根やさん広島店では、無料点検・お見積りを承っております。
屋根のメンテナンスをご検討中の方はお気軽にご相談お待ちしております！