スレートの屋根塗装時に忘れてはいけない棟板金のメンテナンスと注意したい点検商法についてご紹介
更新日:2024年11月27日
スレート屋根には塗装が重要なメンテナンスとなっていますが、そこで注目してもらいたいのが「棟板金」についてです(^▽^)/
屋根塗装を検討されるのは築10年~15年がベストですが、その時期には棟板金もメンテナンスを必要としていることが多いため、屋根塗装時にはその修理や塗装のチャンスとなります!
今回では棟板金のメンテナンス情報に合わせ、リフォームで気を付けていただきたい「飛び込み業者による点検商法」についても実例を交えてご紹介しておりますので、ぜひご確認ください。
スレート屋根は定期的な屋根塗装で防水性や耐候性を高く維持し、屋根材の劣化をなるべく抑えることができます。
そして、塗装を行う際には棟板金の塗装も重要なポイントとなります(^▽^)/
棟板金は屋根の頂点や角の部分に取り付けられており、雨水の浸入を防ぐために重要な役割を果たしています。
棟板金の塗装は、まず錆の防止が大きな目的となります。
経年劣化や外部要因によって錆びが発生すると、棟板金の強度が低下してしまいます。
特に、侵食によって穴が開いてしまうと棟板金内部へ雨水が多く浸入できる環境となってしまうため、できる限り錆は未然に防ぐことが重要となるのです。
そのためには、
定期的な塗装メンテナンスが有効的な手段となります(*^^)v
屋根塗装と合わせて行うことで色も合わせやすいですし、錆止め効果を持つ塗料での塗り替えは万全の錆対策になります(^▽^)/
棟板金の塗装時には、
抜けかけてきている釘の打ち直しといった簡易補修も可能です。
また、沿岸などは潮風に含まれる塩分の影響で、想定よりも早く棟板金に錆が生じるような塩害も考えられます(-_-;
既に錆が発生してしまっていたとしても、塗装前にはケレン作業によってしっかり錆を除去してからの塗り替えを行います。
棟板金への塗装を行うのは、まだ耐久性や固定力が衰えていないと判断できた場合です。
もし固定力が低下していた場合、有効なメンテナンスは塗装ではなく交換となります(^▽^)/ 特に、棟板金を固定する重要な下地材の「貫板」が劣化している場合は、早めの交換が必要です。
貫板が劣化すると棟板金の固定が弱まり、雨水の浸入や漏水のリスクが高まります。 また、強風によって棟板金が飛ばされたり屋根から剥がれる被害の発生も避けなければならないため、屋根塗装時の点検で劣化が見られましたら交換を推奨しております(*^^)v
屋根塗装と同時に棟板金の交換工事を行うことで、
足場費用がお得になるという考え方ができます(^▽^)/
屋根塗装と棟板金交換工事を別々に行うと、その都度で足場を組む必要がありますので、出費も嵩みます(-_-; そのため、
屋根全体の工事を行う際にまとめて棟板金の交換工事も行うことで、効率的にコストを抑えることができます。
棟板金の劣化を指摘することで屋根の点検を提案してくる、いわゆる「
点検商法」が問題になっていますので、注意喚起を兼ねて内容をご紹介したいと思います(-_-;
突然訪問してた業者から
「屋根が浮いているので無料で点検します」と提案されたことはありませんか?
これは点検商法の典型的な導入なんですΣ(・ω・ノ)ノ!
棟板金の不具合をいかにも専門家らしき人物から指摘されると、どうしても不安に駆られて屋根の点検をお願いしたくなりますが、そこで屋根に上げることに問題があるのです。
屋根上はお客様から見えない場所のため、業者は自由に作業ができてしまいます。
それを利用し、全く問題の無かった棟板金をわざと破損させ、「思った通り修理が必要でした」などと言って工事の契約を結ぼうとしてくるのが点検商法の大きな罠です(-_-; そのため、もし棟板金の不具合を指摘されたとしても、突然の訪問業者を屋根に上らせないようにすることが大切です。 ぜひ覚えておいてくださいね(*^^*)
館山市船形でメンテナンス工事をしているのに、何度も来る飛び込み業者
実際に「飛び込み業者から屋根の指摘をされた」とのお問い合わせをいただき、本当に修理が必要なのかを調べるためにお伺いした事例を1件ご紹介いたしましょう(^▽^)/
館山市船形にお住いのお客様は、最近になり訪問業者が突然来て「屋根の一部分が破損している」と言われてしまい、不安が生じてしまっているという事でした。
まずは本当に屋根が壊れているかを現地確認しにお伺いさせていただきました(^▽^)/
屋根に上がりまずは破損していないかなど調査してみましたが、屋根は破損がなく塗装したばかりで壊れている部分もありませんでした。
訪問業者はお客様の目につきにくい屋根に上がろうとすることが多く、一度上げてしまうと破損していなくても、大げさに不安をあおることがあります(-_-;
今回は通常の棟板金と換気棟の段差を破損していると指摘をしてきたのですが、破損もしていない事から、訪問業者がどうにか屋根に上がろうとしている物でした。
むやみに上ることを許してしまうととても危険ですので、もしご不安を感じられた場合には街の屋根やさんにご相談してください(*^^)v
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今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
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