店舗西側はブロック塀を一部撤去して、目隠しフェンスが設置されていました。
ブロック塀と控え壁を撤去し目隠しフェンスを設置した事で、通路の幅が広がっています。社員専用の駐車や物干しスペースが設けられていました。

工事を行う1週間前に『工事のご案内』を配布する為に、近隣の方々にご挨拶を行いました。
解体工事にあたっては、騒音や振動・車両の出入りなど近隣の方々の生活を妨げる要因になってしまいます。当店では、お施主様の隣接住宅や、工事の影響を及ぶ範囲内の近隣の方々にも配慮してご挨拶を行います。
▶工事前の近隣へのご挨拶
▶近隣防止対策・街の屋根やさん堺店での取り組み

撤去するブロックと下部の残すブロック目地に、ダイヤモンドカッターで切れ目を入れていきます。
また、ブロックに切れ目を入れる際に粉塵(ほこり)が出てしまいます。周囲に粉塵(ほこり)がまわない様に水を掛けながら2人1組で作業を行いました。

こちらがダイヤモンドカッターで切れ目が入った、作業後のブロックです。
ブロックの目地に切れ目を入れておくと、ブロックが綺麗に取り除く事ができます。

砕いたブロックが地面や溝に落ちるのを防ぎ、回収しやすいようにパネルを敷いてその上に落としていきます。
また、敷地内はブルーシートで養生しました。

ブロックを斫り取っていくと、内部の鉄筋が見えてきます。
こちらの飛び出ている鉄筋は、サンダーの刃を交換して切断用の砥石でカットします。

ブロック塀の解体工事で大量に発生した、ブロックのガラをトラックに積み込んでいきます。
解体したブロック塀は産業廃棄物扱いとなり、適切に処理される事が求められています。
当店で持ち帰り適切な処分をさせていただきます。

まずはコア抜きする箇所を測り、フェンスの柱位置にマークを付けます。
今回は、約2mごとに柱を立てていきます。フェンスによって柱の位置は異なりますので、フェンスの現地調査の際に外構職人も同行して確認します。

コア抜き機をブロック塀に固定します。
コア抜き機はダイヤモンド粒子でコーティングされた円形の筒状の刃が高速回転し、その摩擦でブロックをカットする事ができます。

ブロックをくり抜いて穴を開ける際に、高速に回転する刃がブロックに当たると粉塵(ホコリ)や火花が飛びます。これを防ぐ為に少しずつ水を流しながら作業を行います。
この時に水道と電気が必要の為、工事の際は水道と電気をお借りします<m(__)m>

フェンス柱用の丸い穴が開きました。
出来上がった円柱状の穴にフェンスの柱を立てていきます。ようやくコア抜き工事が完了しました。

コア抜きした丸い穴の中へ、フェンスの柱を差し込んでいきます。
フェンスの柱は高さを揃えて垂直に設置していかなければいけません。その為、仮止めした状態でフェンスのパネルを取付けて行きます。

目隠しフェンスを取付ると、水平垂直・高さを揃えて柱の穴にモルタルを流し込んで目隠しフェンスの柱を固定しました。

ブロック塀内部にあった控え壁を取り除いた事で、社員通路の幅が広くなりました。
商品や備品搬入に使用するカゴ台車での移動がスムーズになり、作業の時間ロスが解消されました。

ブロック天端の凹凸部をなくし平らにする為に、最終仕上げとしてモルタルを充填していきます。
モルタルを充填する事で、ブロック自体の強度や耐久性が高まります。

鏝(コテ)でキレイにならし、ブロック天端へのモルタル充填が完了しました。
モルタルは柔らかすぎても固まらず、固すぎてもだめなので、職人が丁度良い固さに練り上げて作業を行います。