シミができた店舗の天井

天井に黒いシミが数カ所できていました。
シミができていると店舗の印象に悪影響を与える可能性があります。
天井にシミができる原因は雨漏り以外にも、上階の水漏れや結露、害獣の糞尿が原因のケースもあります。
ご相談いただいた店舗は5階建てビルの3階にあり、上階にも店舗があるため、雨漏りとは考えにくい状況でした。

天井にシミができた辺りにはエアコンの冷媒配管が張り巡らされており、冷媒配管の下にシミができていました。
冷媒配管は冷たい冷媒（フロンガス）が通っているため、配管の周りをしっかり断熱しないと結露が発生する原因になります。 
今回のケースでは、冷媒配管がきつく束ねられており、空気層が少なくなっていたようです。
また、天井裏にスペースがあまりなく、照明器具やエアコン本体の熱が天井裏にこもりやすくなっていたことも結露の原因の一つになっていたようです。

冷媒配管の結露対策と天井貼り替え工事

天井の撤去

まず、照明器具を取り外し、カビが発生していた天井板を部分的に撤去しました。

冷媒配管にパイプラップを巻きました

天井裏に入り、結露が発生していた冷媒配管に「パイプラップ」という保温材を巻きました。

パイプラップの内側には断熱材の発泡ポリエチレンが入っています。
冷媒配管は元々エンボスの保温材で巻かれていたものの、テープできつく巻きすぎたり天井裏のスペースが狭いことが原因で結露していたようです。

冷媒配管に更に断熱を行うことで、結露を防ぐことができます。
今回はできるだけ費用を抑えるため、結露が確認された箇所のみにパイプラップを施工することになりました。

新しい天井材に貼り替え

結露対策、天井貼り替えが完了しました

冷媒配管の結露対策と天井貼り替え工事が完了しました！
黒いカビが生えていた天井が、貼り替え工事でとても綺麗になりました。
また、天井裏の結露の原因も解決し、安心してお過ごしいただけるようになりました。

当店では店舗や会社・事務所などの施工も承っておりますので、まずはお気軽にご相談くださいね。
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