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四日市市にて大型倉庫の外壁ALCの繋ぎ目部分「目地」のコーキング増し打ち工事と費用
四日市市 工場・倉庫などの外装リフォーム
【工事のきっかけ】
倉庫の全面的なリフォームで、外壁ALCの塗装工事も行う予定だったので、外壁ALCの繋ぎ目箇所「目地」のコーキング増し打ち工事も行いました。外壁ALC目地の劣化からくる雨漏りの事例もあるという事で外壁塗装する前にコーキング増し打ち工事を行い雨漏れの心配は無くなりました！
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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基本情報
- 施工内容：工場・倉庫などの外装リフォーム
- 使用材料：コニシ(ウレタン) ボンド ビューシール6909 ボンド シールプライマー#9
外壁材、ALCのご案内
ALCとは、軽量気泡コンクリートの英語の略です。気泡が入っている軽量のコンクリートで板状に形成された物をALCパネルと呼ばれています。
主な主成分は、セメント、珪石、生石灰、アルミ粉末で、これらを高温、高圧、蒸気を利用した環境下の中で、人工的に結晶化する事で作られています。
この結晶の中に気泡が沢山含まれる事でALCは軽量になります。
ALC内部に気泡の空気層があるため、遮音性に優れており、耐久性、耐震性にも優れています。住宅の外壁を始め、高層ビルの建築にも使われている外壁材になります。また使用材料「石灰、セメント、珪石」からも分かるように自然由来の素材が使用されているため環境にもやさしい外壁材と言われています。
大型倉庫の外壁ALCの目地は、太陽の紫外線や雨風の影響を常に受けており経年劣化で、ひび割れが起きてきます。また地震や温度変化など外的要因によって外壁は動いておりその動きを吸収する役割のある目地のコーキング材はひび割れたり、剥がれたりしていきます。その隙間から雨水が浸入しないように、外壁塗装の際には、コーキング増し打ち工事も一緒に施工すことをオススメしております！
左にある写真のようにコーキング打ち替え工事は、その名の通り、古いコーキング材を撤去してから新しいコーキング材を充填する工事です。
コーキング増し打ち工事は、既存のコーキングの上からコーキング材を充填する工事になります。
今回のALC外壁目地は、溝が深いためコーキング増し打ち工事により充填を行い塗装工事を実施します。２回目以降のコーキング工事は溝が少ないためコーキング打ち替え工事が理想です。劣化状況が酷くひび割れの隙間が大きい場合は打ち替え工事を行います。コーキング処理費用も、増し打ちの方が材料費が少なく済むので打ち替え費用よりお安く出来ます。
一般の窯業系サイディングボードのコーキング打ち替え工事と比べると、ALCの繋ぎ目箇所「目地」の量は多いためやや高額になる事が多いです。
目安のコーキング打ち替え、増し打ちの費用が下の表になりますので、ご参考にして下さい。コーキング材の種類や材質で異なってきます。
ALC外壁目地を刷毛を使って清掃している作業です。外壁塗装も行うので、外壁の高圧洗浄作業は終了しております。
溝に着いたチリや埃を取り除いて、コーキング材の付着性を高めます。
次に行うのが、ALCの溝にプライマー塗布を行っていきます。プライマーは、下地材とコーキング材の付着性を確保することで、コーキング材の剥離を防ぐ役割があります。 付着性の向上だけではなく、建材からの浸出物がコーキング材へ移動を防ぐ役割や、コーキング材から下地へ可塑剤などが移動するのを防ぐ役割を持っています。この事をブリート現象と呼んでいて、コーキング材の上から塗装した後に起こる顔料の変色の事をブリート現象といいます！
新しいコーキング材を充填している作業風景になります。今回使用したコーキング材は、コニシ製の「ボンド ビューシール6909」を使用しました。
コニシ製の「ボンド ビューシール6909」は、コンクリートやALCパネル間の目地に適した材料で、ポリウレタンを主成分とする塗料の付着性がよく汚染をほとんど生じない高性能なコーキング材です。
専用のプライマーを使用することで、各種被着材に強固に接着する特長のもったコーキング材です。
右上の缶が専用のプライマーで、ウレタン樹脂系のプライマーになります。ボンド ビューシール6909と一緒に使用する事で接着性が高まります！
先ほど充填したコーキング材を、用途に合わせた専用のヘラ均して整えて抑えていきます。１回で仕上げてしまう職人さんは、手慣れた作業でさすがだなぁと思います！
ALC外壁目地のコーキング増し打ち工事が完成しました。外壁にはみ出たコーキング材は問題ございません。外壁塗装工事も行うので、塗装専用のコーキング材を使用したためです。この上から外壁塗装工事を行っていきます。外壁塗装工事も完工致しましたらお伝え致しますので大型倉庫が奇麗になるのをご期待下さいんね！(^_-)-☆
コーキング打ち替え工事のきっかけ
スレート屋根と外壁から雨漏りが発生して、室内もブロックの壁が雨水で濡れている状態でした。今回外壁ALCの繋ぎ目「目地」をシーリング打替えと外壁塗装を施工して、ようやく雨漏りは止まりました！
東員町にて工場外壁ALCから雨漏れで目地シーリング打替えと外壁塗装
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