左上の写真は施工前の現状写真です。
右上の写真は屋根の重ね部分から雨漏れして軒先に雨水が流れ腐食していました。
またところどころ釘が抜けて屋根材が盛り上がっていました。台風の様な条件の雨だとそこから雨水が差し込み屋根下地を腐食させていたのです。
こうなってくると強い風が吹いた場合、何時吹き飛んでもおかしく有りません。
お客様が心配するのも解ります。

妻側と、裏側には足場を架けて、安全を確保しました。
右側の写真は、現状の傷んだ屋根です。
工事内容は垂木だけ残して、野地ベニヤも含めて交換する手順で作業を進める事にしました。

①　既存の古いトタン屋根を取り外し、野地ベニヤを剥がしているところです。

垂木だけを残して丸裸になりました。
綺麗に既存の釘を取り外し、新しい12㎜の構造用合板ベニヤ12㎜を張りました。

新しいベニヤの上に屋根下葺き材、ルーフィングゴムアスを敷き止めました。
右側の写真は横葺き屋根材、横暖ルーフを取り付けているところです。

左上写真
横葺き屋根材が葺きあがったので、棟板を取り付ける為の下地材を取り付けているところです。
木材は、ヒノキの貫板を使用しています。

右側写真
棟下地の上に、棟板を取り付けました。

屋根の上部壁にサイディングを張り、物置の屋根工事は完成しました。
右側の写真は雨どいを新しく取り付けたところです。
これで全て完成しました。
早速お客様に完成検査をお願いいたしました。

完成した屋根を見て、お客様は大変喜び「これで安心しました。これから台風のシーズンが到来してきます。今までは、いつ屋根が飛ばされるのかとヒヤヒヤして不安でした。本当に有難うございました。」とお礼を言われました。

お客様の安心した喜ぶ笑顔を見て、私たちも嬉しくなりました。
私たちの存在価値はお客様の安心した笑顔そのものだがらです。
明日からの仕事の励みとなります。

工事を終えて

今回のお客様の納屋は田んぼに囲まれた風当たりの強い場所に有ります。
お客様は強い風が吹くたびに、屋根が飛ばされてしまうのではないかと不安だったそうです。
お客様には、「お電話いただければいつでも点検に参ります。」と話しました。
「これから、細く長いお付き合いをお願いします。」とお願いされました。
「街の屋根やさん龍ヶ崎店」は、お客様の安心をサポートできる会社で有りたいと願っています。

(有)岸田工業のホームページに「我が家の建物診断」というコーナーが有ります。
是非、ご活用いただければ嬉しいです。見て下さい。