ベランダの屋根が破損したら波板ポリカへの交換工事がおすすめ！波板ポリカの種類と費用について詳しく解説します
更新日：2024年10月09日
ベランダの屋根は、長期間にわたり雨風や紫外線にさらされるため、時間の経過とともに劣化が進みます。劣化のサインを見逃さないことが、適切なタイミングで修理を行う上で重要です！
まず、最も一般的な劣化サインは、屋根材のひび割れや欠けです。
波板やポリカーボネートなどの屋根材が割れていたり、部分的に欠けている場合、雨水が屋根を通して室内に侵入し、ベランダの床や壁を傷める原因となります。
特に梅雨や台風シーズンには、こうした破損が深刻な水漏れやカビの発生に繋がる恐れがあります(>_<)
次に、色褪せや変色も劣化の兆候です。
紫外線に長期間さらされることで、屋根材が変色し始めることがあります。見た目の問題だけでなく、素材自体が劣化して強度が落ちている可能性が高いため、早めの対処が必要です。
さらに、屋根材のたるみや歪みも見逃してはならないサインです。
取り付け部が劣化すると、波板やポリカーボネートの固定が不十分になり、強風で飛ばされる危険性が高まります。
こうした劣化サインを放置すると、修理費用がかさむだけでなく、家全体に影響が広がる可能性もあります。早期発見と適切な修理により、無駄なコストを抑え、安全で快適なベランダ空間を維持することができますよ(^^)/
波板ポリカとは、ポリカーボネート素材で作られた波状の屋根材のことで、ベランダやカーポート、倉庫の屋根などに広く使用されています。
その大きな特徴は、優れた耐久性と耐候性です。ポリカーボネートは非常に強靭で、衝撃に対して高い耐性を持っているため、強風や雹、飛来物などによる損傷を受けにくいのが特徴です。長期間にわたり紫外線や雨風にさらされても劣化しにくく、通常のプラスチック波板よりもはるかに長持ちします。
また、波板ポリカは透過性に優れており、太陽光を適度に取り込みながらも、熱線や紫外線をカットすることが可能です。クリアタイプの波板を選べば、光を多く取り込み室内を明るく保つことができ、ブロンズなどのカラータイプを選べば、眩しい直射日光を和らげる効果も得られます。これにより、ベランダでの快適な空間作りが可能です♪
このように、波板ポリカは耐久性、透光性、そして施工のしやすさから、ベランダ屋根に非常に適しており、多くの家庭で採用される理由となっています！(*^_^*)
まず、色や透光性の違いです。
代表的なカラーとしては、クリア、ブロンズ、スモーク、乳白色などがあります。クリアタイプは高い透光性を持ち、自然光を多く取り込みたい場合に最適です。ベランダを明るくしたい場合や室内に光を取り入れたい場合に向いています。
一方、ブロンズやスモークなどの色付きタイプは、直射日光を抑え、眩しさを軽減する効果があります。夏場の強い日差しを避けつつも、明るさを確保したい場合におすすめです。
次に、厚さについても重要です。
一般的には0.7mm～1.0mmの厚さが選ばれますが、地域の気候や目的によって適した厚さが異なります。厚いタイプは耐久性が高く、風や雪の多い地域ではより厚い波板を選ぶことで、耐久性を確保できます。
さらに、機能性も考慮するポイントです。特に注目すべきは、熱線カット機能やUVカット機能を備えた波板です。熱線カットタイプは、太陽光による室内の温度上昇を抑え、快適な室温を保つ効果があります。UVカット機能付きの波板は、有害な紫外線を遮断し、家具や床の色褪せを防ぐ効果があります。
これらのポイントを考慮し、設置場所や用途に合った波板ポリカを選ぶことで、ベランダや屋根の機能性と快適さを最大限に活かすことができますよ！(^^♪
全体的な相場は、ベランダの大きさや条件によって異なりますが、波板ポリカの交換には総額で5万円～15万円程度が目安となります。事前に複数の業者から見積もりを取り、比較検討することで、最適な価格で工事を依頼できるでしょう！
街の屋根やさんでは、6尺6枚（一般的な広さのベランダの場合）で税込33,000円～から行っております！
ただし、実際の現場のベランダの屋根サイズはそれぞれ異なります。例えば、7尺で10枚だったり、足場の仮設が必要になることもありますので、まずは専門業者に依頼をして見てもらうことをお勧めいたします。
街の屋根やさんは無料で点検・お見積もりの作成を行っておりますのでぜひご活用ください！
私達「街の屋根やさん」では、建物の調査からお見積り迄を無料にて行っております。現地調査では、建物を詳細に調査し状況に適したメンテナンスをご提案しております。建物のメンテナンスをご検討の際には、お気軽にお問い合わせ下さい！
現地調査の様子になります。強風により飛散してしまったのは、2階のベランダに設置されている波板になります。
波板は全体で8枚取り付けられておりましたが、端部から複数枚が風に煽られてしまい飛散してしまっている状態になります。
波板はフックや傘釘により固定されておりますが、強風により一定以上に負荷が掛かるとフックの破損や、固定箇所周囲の波板が割れてしまう事で固定力が低下し飛散へと繋がってしまいます。
使用されている波板は硬質塩化ビニル製の波板になります。硬質塩化ビニル製の波板は、塩化ビニル素材にガラス繊維ネットが埋め込まれている素材です。このガラスネット入りの塩ビ波板は強度や耐久性が向上しています。
通常の塩化ビニル製の波板は耐用年数が3年程ですが硬質塩化ビニル製の波板は耐用年数が5年程と言われております。
波板には、変色や変形といった塩ビ波板の特徴的な劣化症状が発生しておりました。
塩化ビニル製の波板には、形成時に可塑剤とよばれる物質が添加されています。可塑剤とは、材料に柔軟性を与えたり加工性を上げる為に添加される物質になります。
そんな、可塑剤ですが経年劣化と共に流出してしまうと添加されている材料の柔軟性を低下させてしまいます。こちらの波板でも可塑剤の流出に伴い、塩ビ波板の柔軟性が失われ材料が硬くなってしまった事で衝撃を分散出来ずに破損し易い状態になっておりました。
今回の波板交換工事の費用は、税込み95,000円にて承りました。工事の費用は、施工環境や施工面積により異なりますので詳しくは「街の屋根やさん」へお問い合わせ下さい！(^^)/
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