軒天は下地が塗膜ごと剥がれ落ちている部分もありました

こんにちは！街の屋根やさん山梨店です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、市川三郷町の日本瓦を配した邸宅で、外壁を調査いたしました。
結果としては、リシン吹付けモルタル外壁に黒い雨垂れ汚れ・軒天周りの塗膜剥がれが集中していました。

また、外壁クラック・基礎クラックも見受けられ、屋根工事と合わせて外壁塗装工事もお勧めいたしました。

今回の邸宅では、既に雨漏りしていることから屋根工事が必要です。
屋根工事のための足場を、そのまま２次利用することで13万円程度の足場代が浮くことになります。

お写真は軒天(のきてん)の部分ですが、塗膜が剝れ落ちて下地が見えてしまっている状況です。
軒天は、建物から突き出した屋根の裏ですので、室内から空を見上げたら、必ず目に入る部分です。綺麗になると、お気持的にも明るくなる部分ですよ('ω')

▼前回のブログ
・市川三郷町の桟瓦が外れ瓦桟木が露出・瓦落下やズレ・棟瓦の凹凸も確認した屋根調査
・市川三郷町で瓦屋根と壁の取り合い部が崩れ雨漏りの可能性大、葺き替え工事をご提案

モルタル外壁に汚れが堆積している状況です

こちらの外壁は、モルタル外壁のリシン吹付けスタイルと呼ばれます。

### モルタルリシン吹付けスタイルの長所と短所

- **長所**
- リシン吹き付けは、お客様のご希望に合わせた仕上がりが可能である。
- 弾性リシンを使用することで、ヒビ割れを防止しやすくなる。
- モルタル外壁において、リシン仕上げは耐久性が高い。

- **短所**
- 表面が凹凸でザラザラしているため、汚れが付着しやすくなる。
- 汚れが目立つと美観を損なうだけでなく、耐久性を損なう原因にもなる。
- 苔や藻、雨筋などの汚れが付着しやすいため、定期的なメンテナンスが必要。

短所である、汚れが付着が気になり始めたら、お気軽に弊社にご相談下さい！
早い段階であれば、洗浄作業のみで汚れを落とすことで、次の塗装工事までの期間を延長することが出来ますよ('◇')ゞ

モルタル外壁では、起こり易い外壁クラックも確認しました

【モルタル外壁の成分】
- モルタルは水とセメント、砂をそれぞれの割合で混ぜ合わせた素材で作られています。

【ひび割れしやすい理由】
- モルタル外壁は防水性が低いため、水分の影響を受けやすく、それによってひび割れが発生しやすい特性があります。

-材料の配合や施工時の塗り重ね部分、下地木材の伸縮や建物の揺れなど、さまざまな要因がひび割れを引き起こす可能性があります。

そのため、モルタル外壁はひび割れが起こりやすい外壁材とされています。
補修跡もあり、お客様も大変気にされている様子が伝わります。

弊社では、ひび割れ追従効果がある、微弾性塗料で長期間ひび割れを抑え込む塗料をお勧めしております。

軒天にもヒビや剥がれが目立ちます

マークした部分から、ごっそりと塗膜が剥がれてしまっている様子がお分かりでしょうか？

軒天のひび割れを放っておくと、以下の危険性が生じます。

- 軒天のひび割れが放置されると、雨水が鼻隠し・軒天を伝い雨漏りの原因となります。
- 害獣や害鳥が侵入しやすくなり、被害を受ける可能性が高まります。
- 軒天のひび割れが放置されると、建物全体の劣化が進み、修復コストが高くなる可能性があります。

出来れば、屋根工事と同時に外壁塗装工事をすることで、屋根と外壁の防水性を回帰でき、次のメンテナンスの時期も合わせることができます。

今回の場合、屋根工事を行っても2～３年後には外壁塗装工事の必要性は間違いなく出てきます。
その頃には、更に外壁の劣化が進み、修繕費用も多く掛ってしまいます。
また、足場代も余計に1回分多く掛ってしまうのが現状です。

しかし、急な雨漏りで出費が重なり、大変な時期であることは重々承知しております。
弊社では、お客様の立場に立って、自分に置き換え、お客様に寄り添った工事のご提案をいたします。

今回のお客様も、相見積もりを3社程取られていました。
弊社では、屋根リフォームの相見積もり、その必要性と正しい活用法と題して、ブログでも解説しており、むしろ相見積もりを推奨しております。
そんなわけで相見積もりだけでも、お気軽にお声掛けください(^^♪

弊社は市川三郷町の屋根・外壁修理塗装工事を得意としております！

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