みなさまこんにちは！街の屋根やさん広島中央店です。

広島市南区の３階建て店舗ビルで雨漏り補修の施工事例をご紹介します。
雨漏り修繕の一時的な処理として、費用を抑えたい方、ちょっとした修繕にはコーキング打ち替えがおすすめです。

この記事では、コーキングについても解説しますので、ぜひ参考にしてください(^^)/

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コーキング打ち替えで雨漏り補修を行う現場の紹介

広島市南区にある築35年ほどの３階建て店舗ビルにて修繕工事を行いました。

店舗入口の軒天から漏水している状態でした。
幸い、漏っている箇所は少なく、軒天にも雨染みなどは確認できなかったため、出来る限り早く処置をすることで、被害を広げないことが重要になってきます。

シャッターボックス周辺のコーキング切れにより雨水が浸入し漏水していると考えられます。

小雨程度であれば漏らないかもですが、強雨や風向きによってはコーキングが切れた箇所から雨水が浸入し軒天まで流れ出ている状況と思われます。

【コーキングの劣化症状】
・黒ずみ、汚れ
・目地からの剥離
・ひび割れ
このような症状が見られたら、コーキングが劣化してきているサインなので専門業者にメンテナンスを依頼しましょう。

シャッターボックスの面格子取り外し

脚立はしごを使って、店舗入口シャッターボックスの面格子の取り外しから始めました。

ネジで固定してあったため、紛失しないよう丁寧に取り忘れがないように外していきます。

既存コーキング材の撤去

コーキングの補修方法としては２種類あります。
◆コーキング打ち替え
既存の外壁コーキングを完全に剥がしてから、新たにコーキング材を充填する補修方法です。

◆コーキング増し打ち
既存のコーキングには何もせず、新たにコーキング材を充填する補修方法です。
増し打ちの場合、強度を失ってひび割れしたコーキングは修復できません。
打ち替えと比較すると、施工時間や工事費用は抑えられますが、2～5年ほどしかもちません。

南区の現場では打ち替え工法を施工するため、既存のコーキング材を撤去し、長年にわたって溜まっていた埃や土などのゴミを除去します。

マスキングテープ養生

新しいコーキング材を入れるための準備として、マスキングテープで養生をしていきます。

コーキング材は出来るだけ多く注入する必要がありますが、多くなればコーキング材が広がり、溢れ出てしまい見た目が悪くなってしまいます。

それを防ぐためにも、溢れたコーキング材は目地の両脇に貼ったマスキングテープに乗っかるようにしておきます。

コーキング用の接着剤塗布

コーキングを注入するだけでは、下地と接着することはないため、注入前に接着剤を塗ります。

接着剤があるのとないのでは、長持ち具合が異なるため、絶対に必要です！！

この接着剤は『プライマー』とも呼ばれていますよ(^^♪

新しいコーキング材を注入

コーキング材はペースト状になっていて、注入する際は専用の工具を使っていきます。

専用工具を目地の底面に当てながら、下地と平らになるくらいまで入れます。
しっかりと密着させて注入することで、コーキングと目地の間に空気が溜まることを防ぎます。

コーキング材の種類をご紹介

南区の現場では変成シリコン系コーキング材を使用しています！

DIYで使われる場合、補修場所によって相性が変わってくるため、素材などを考慮して選ぶ必要がありますよ。

コーキング材が固まる前に養生を剥がします

放置してしまうと、コーキング材が固まってしまい、マスキングテープが綺麗に剥がれなってしまいますので、注意が必要です。

面格子を取り付けて工事は完了です！

コーキング打ち替えが完了しました(^_-)-☆

コーキング材は早くて5年、多くは10年もすると傷みが目立ってきます。
永久というよりは、雨漏りの応急処置的な意味合いで考えてもらえたらと思います！

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