北杜市 雨漏りがある急勾配ガルバリウム鋼板屋根をフッ素デュフロン４Ｆルーフで塗装
北杜市 雨漏り修理
【工事のきっかけ】
北杜市のお客様より、「雨水が天井から垂れてきた」とのご相談をいただきました。
現場調査に伺い、調査をすると天窓(トップライト)からの雨漏れ痕跡がございました。
また、屋根の塗膜も薄れ、ところどころ塗膜が剥がれている様子をお写真でお見せしました。
もう随分と屋根塗装をされておらず、屋根の艶もないことからフッ素塗料での屋根塗装工事をご依頼下さいました。
ログハウス風の板張り外壁のお宅で、屋根の面積が大きいことから、屋根塗装で随分と建物が若返った、と労いのお言葉をいただけました。
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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こんにちは！街の屋根やさん山梨店です。
今回は、北杜市の雨漏れの痕跡がある、急勾配ガルバリウム鋼板屋根をデュフロン４Ｆルーフ仕上げで塗装工事しました。
天窓の防水工事はオートンイクシードで仕上げ、屋根塗装も防水性の高いフッ素塗料という贅沢な塗装工事です。
早速お宅に急行し、天窓からの雨漏りの痕跡を確認しました。
弊社の建物無料点検では、小さな雨漏りの痕跡も見逃しません。この辺りの地域では、雨樋は雪で破損するため設置されておらず、その分鼻隠し板にダメージを確認しました。
天窓は一般的に屋根の傾斜部分に設置されることが多く、北杜市などの雪がよく降る地域では、雪の重みや雪解け水が天窓周辺にたまりやすいことがあります。
このような状況下では、雪や水が天窓の周囲に圧力をかけたり、シーリング材を劣化させたりする可能性が高くなります。そのため、豪雪地帯では天窓のメンテナンスや点検が重要です( ｀ー´)ノ
赤丸の部分に年輪とは別に、雨染みになっているのがお分かりになります？
室内側から天窓からの雨染みが確認された場合、それは雨漏りのサインを示す可能性があります。
天窓や煙突のある邸宅では、天窓・煙突周辺の定期的な点検や、メンテナンスが重要です。
定期的な点検を行うことで、雨漏りを未然に防ぐことができます。雨染みが見られた場合は、専門家に相談して適切な対策を行うことが大切です。
急勾配の屋根は、雪の重みや風の影響を受けやすく、そのため天窓や煙突周りのシーリングが傷みやすい原因となります。
積雪の多い地域では、雪が屋根に積もりやすく、その重さで屋根や周辺部分に負荷がかかります。これにより、シーリングが劣化しやすくなり、水漏れや破損のリスクが高まります。
天窓の上に、天窓専用の小さな屋根がありますね。ここにも冬は雪の重みが常に加わっていることになります(‘Д’)
北杜市などでは、雪止めは設置しても壊れてしまうので、最初からわざとつけません。
～雨樋を設置しないメリット～
– 急勾配の屋根は雪が滑り落ちやすいため、雪止めを設置しなくても雪が自然に落ちる可能性が高いです。
– 雪止めを設置しないことで、設置費用やメンテナンスコストを節約することができます。
～デメリット
– 急勾配の屋根は雪が急に滑り落ちる可能性があるため、周囲に危険を及ぼす可能性があります。
– 雪が一気に落ちることで、人や物に被害を与えるリスクが高まります。
また、1枚目のお写真のように、雨樋を設置しないことで、鼻隠し(はなかくし)が劣化したりなどの弊害もあります。
弊社は、山梨の気候・特性を理解した、地元密着業者です！地元業者でしか出来ない、住宅の無料点検を丁寧に行います！
下塗りで、ハイポンファインプライマーⅡ
中塗りで、デュフロン４Fルーフ(フッ素塗料)を塗装します。
お施主様は、北杜市の自然の中での、こちらの邸宅での生活を気に入られておられました。
工事で使用する塗料や材料も金額よりも愛情重視で、最も建物を守る性能のあるものを選ばれました。
急勾配屋根は、読んで字のごとく屋根の傾斜が急であることを指します。一般的には、急勾配とは6寸以上の傾斜を持つ屋根を指します。
このような急勾配の屋根では、通常の足場だけではなく、屋根足場も必要になります。屋根足場は、急勾配の屋根で作業を行う際に安全かつ確実な工事を行うために必要です。
【屋根塗装において屋根足場があることで高い施工技術で塗装できる理由】
– 屋根足場があることで、作業員が安全に高所での作業を行うことができるため、作業効率が向上します。
– 高所での作業が安定して行えるため、細かい部分まで丁寧に塗装することが可能となり、仕上がりの品質が向上します。
– 屋根足場がしっかりと設置されていることで、作業員が安心して作業に集中できるため、ミスが少なくなります。
‐急勾配の屋根は、屋根の状態を正確に確認する際にも屋根足場が必要となります。急勾配の屋根は外壁よりも屋根が主役の建物が多いです。常に目で見て確認しながらの作業が必要です。
足場を設置したら、煙突・天窓周りを避けて高圧洗浄を行ないます。
それぞれの作業の必要性・重要性を解説いたします。
【金属屋根塗装における高圧洗浄の必要性】
– 金属屋根の塗装前には、高圧洗浄が必要です。高圧洗浄によって汚れや古い塗膜をしっかりと落とすことで、塗装の密着性を高めることができます。
– 高圧洗浄によって金属屋根表面を清潔に保つことで、塗装の耐久性を向上させることができます。
– 高圧洗浄によって表面の凹凸や汚れを取り除くことで、塗装の仕上がりを美しくすることができます。
‐屋根の付着した大気中の油分も、殆ど落とすことができます。
【金属屋根塗装におけるケレンの必要性】
– ケレン作業は、金属屋根の錆や古い塗膜を除去する作業です。塗装面を平滑に整えることで、塗装の密着性を高めることができます。
– ケレン作業によって錆を取り除くことで、塗装の耐久性を向上させることができます。
– ケレン作業によって金属屋根表面を整えることで、塗装の仕上がりをより美しくすることが可能です。
下塗り前に、ブロアー(強い風圧の風が出る電気工具)で汚れを再度吹き飛ばします。
初めて、写真の左の一斗缶ハイポンファインプライマーⅡを、下塗りしていきます。
ガルバリウム鋼板屋根含め、金属屋根に錆び止め剤であるハイポンファインプライマーⅡを下塗りする理由を解説します。
～メリット～
– 金属素材と塗料の密着性を高めることができるため、塗膜剥がれを防ぐことができます。
– 錆の発生を防ぐことができるため、金属屋根の耐久性を向上させることができます。
– 下塗りにより、仕上げ塗料の密着性や耐久性を向上させることができるため、塗装の効果を長期間維持することができます。
通常ですと、屋根塗装前に天窓・煙突周りの雨漏り修理であるシーリング工事を先に行います。
今回はシーリング工事(天窓周りの防水ゴムパッキンの入れ替え作業)は、オートンイクシードという耐久性・対応年数がケタ違いに長寿命な高性能なシーリング材を使用するお打合せ内容です。
▼シーリング工事やオートンイクシードについて
・オートンイクシードについて詳しく解説
ガルバリウム鋼板屋根の塗装工事後にオートンイクシードの天窓・煙突周りのシーリング工事が行われる理由は以下の通りとなります。
– 屋根塗装によって、ガルバリウム鋼板の防水性や耐久性が向上するため、シーリング工事によってさらに防水性を高めることが重要です。
– 天窓や煙突周りは水の浸入が多い箇所であり、シーリング工事によって雨水や湿気の侵入を防ぎ、屋根の劣化を防止することができます。
– シーリング工事によって、天窓や煙突周りの隙間やひび割れを補修し、雨水の侵入を防ぐことで屋根全体の耐久性を向上させることができます。
‐オートンイクシードは、通常のシーリング材に比べ乾燥時間が遅いため、先に工事を実施すると上に塗装する塗膜が割れる危険があります。
こちらの屋根は、横葺き(ボーダー)のガルバリウム屋根です。
ガルバリウム鋼板横葺きの、１枚１枚のガルバリウム鋼板屋根材の、段差の部分から塗り込んでいきます。
～屋根材の、繋ぎ目から塗り込むメリット～
– ガルバリウム鋼板は4mm程度の厚さしかないため、強風などで何かが飛んできたり、自転車等を倒してしまうと簡単に凹みますし、穴が開くこともあります。そのため、段差の部分から塗り込んでいくことで、塗料がしっかりと密着し、耐久性を高めることができます。
– デュフロン４Fルーフ(マーズレッド)は高耐久な塗料であり、ガルバリウム鋼板との密着性が高いため、段差の部分から塗り込んでいくことで塗料の劣化や剥がれを防ぐことができます。
– 塗り込むことで、塗料の均一な塗布が可能となり、美しい仕上がりを実珸することができます。そのため、ガルバリウム鋼板横葺きの段差の部分から丁寧に塗り込んでいくことが重要です。
線から面へ、次はウールローラーも使用して十分な厚みで塗装していきます。
もう艶々していますね(*^▽^*)
乾燥したら、さらにデュフロン４Fルーフをもう一層重ねます。
デュフロン４Fルーフに限らず、屋根塗装は３回塗りが基本で、中塗りと上塗りは同じ塗料を重ねます。
～同じ塗料を乾燥させ２回重ねるメリット～
– 屋根塗装中塗りと上塗りを同じ塗料なのに分けて塗装するメリットは、耐久性を高めることができる点です。中塗りと上塗りを分けて塗装することで、塗膜の厚みを均等に保つことができ、屋根の保護機能を向上させることができます。
– また、中塗りと上塗りを分けて塗装することで、塗膜の密着性を向上させることができます。中塗りで下地を整え、その上から上塗りを行うことで、塗料同士がしっかりと結合し、耐久性を向上させることができます。
– 更に、中塗りと上塗りを分けて塗装することで、美観を保つことができます。中塗りで下地を整え、上塗りで仕上げを行うことで、均一な色合いや質感を実現し、屋根全体の見た目を美しく保つことができます。
中塗り・上塗りとデュフロン４Fルーフを重ねることで厚膜で2層に仕上げることで、深い艶と耐久性豊かな屋根に仕上げました( ｀ー´)ノ
一般的に多く使われる、シリコン塗料の耐久年数は約10〜15年程度ですが、フッ素塗料は約15〜20年程度の耐久年数が期待されています。お値段は高いですが、ランニングコストで考えると、工事回数も減りお得です♪
フッ素塗料について、少し語らせていただきます。
【フッ素塗料の屋根塗装メリット】
屋根をフッ素塗料で塗装するメリットは、シリコン塗料と比べて耐久年数が長い点です。一般的に、シリコン塗料の耐久年数は約10〜15年程度ですが、フッ素塗料は約15〜20年程度の耐久年数が期待されています。これは、フッ素塗料が紫外線や雨水に強く、親水性で汚れが付着しにくいためです。
さらに、フッ素塗料は光沢感が長期間保たれる特徴もあります。シリコン塗料は8〜10年で光沢感が20%程度失われると言われていますが、フッ素塗料は20年経っても10%ほどしか失われないため、長い目で見ても外壁や屋根が美しく保たれる可能性が高いと言えます。
ただし、フッ素塗料は一般に単価がシリコン塗料よりも高めであり、施工費用が高くなる傾向があるため、予算とのバランスを考慮しながら選択する必要があります。そのため、耐久性や美観を重視する場合にはフッ素塗料が適していると言えます。
弊社では、屋根塗装工事において棟板金や屋根の異常(不具合)も徹底的に把握・修理してから塗装しております(*’▽’)
～チェックポイントとしては～
– 塗装前に棟板金や屋根の不具合をしっかりとチェックして塗装に挑みます。
– 棟板金が浮いてしまったり、屋根材に欠けやひび割れがある場合は、塗装前に補修や交換やビスの打ち直し、ビス頭コーキング処理を行います。
– 下地の調整が完了したら、下塗りを行い、必要な補修を施した後に塗装を行います。
– 屋根の頂点に取り付けられている棟板金の錆や汚れを取り除き、下地を整えることで塗装の耐久性を高めます。
塗って終わりではなく、塗る前の下準備がいかに大切かってことですね(^^♪
お写真の屋根に架けた足場の接地面は、上下させ下までしっかり塗装します。
乾くまでは、接地面の足場は浮かせておきます。小さな事かもしれませんが、塗膜を汚さず、塗膜への不純物の混入を防ぐために、必ず実施しています。
工事前の現場調査と、屋根塗装工事後の様子です。
ちょっとこの艶感は反則気味ですね！
実際に急勾配屋根なので、虫が着地出来ず、転がっていきました(笑)
手触りもツルツルしているのが特徴です(*´ω｀*)
遠目からのお写真がありましたので、ご紹介いたします。
建物の３分の２程を屋根で形成されているので、大分イメージが変わりますね。
基本的な色味は気に入っていらっしゃったので、マーズレッドカラーで塗装しました。
なんとも北杜市の自然に囲まれて、穏やかに溶け込んでいます(*’ω’*)
私も将来生活に余裕が出来たら、こんな素敵なお家に住みたいです(笑)
別荘やセカンドハウス、ログハウスのメンテナンスも弊社にお任せ下さい(*^^)v
弊社は北杜市の屋根・外壁修理塗装工事を得意としております！
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