ご自宅に大変愛着を持っていらっしゃり、最上級の屋根塗料を選ばれました

こんにちは！街の屋根やさん山梨店です！

今回は、北杜市のガルバリウム鋼板屋根の屋根塗装工事と木部外壁破損部修理工事をご紹介いたします。

現場調査の際に発覚した、天窓・煙突からの雨漏り修理は屋根塗装の後に、オートンイクシードを使用した後打ちシーリング工事で確実に防水工事をいたします。

先に下塗りで、ハイポンファインプライマーⅡ
中塗りで、デュフロン４Fルーフ(フッ素塗料)を塗装します。

お施主様は、北杜市の自然の中での、こちらの邸宅での生活を気に入られておられました。
工事で使用する塗料や材料も金額よりも愛情重視で、最も建物を守る性能のあるものを選ばれました。

▼前回までのブログ
・北杜市の急勾配屋根のロッジ風な邸宅で、天窓からの雨漏りの痕跡を確認しました
・北杜市の大自然の中に建つログハウスの板張り外壁に、木の腐食が見られました

急勾配屋根であり、確実な施工を行うため屋根足場を設置しました

急勾配屋根は、読んで字のごとく屋根の傾斜が急であることを指します。一般的には、急勾配とは6寸以上の傾斜を持つ屋根を指します。

このような急勾配の屋根では、通常の足場だけではなく、屋根足場も必要になります。屋根足場は、急勾配の屋根で作業を行う際に安全かつ確実な工事を行うために必要です。

【屋根塗装において屋根足場があることで高い施工技術で塗装できる理由】

- 屋根足場があることで、作業員が安全に高所での作業を行うことができるため、作業効率が向上します。
- 高所での作業が安定して行えるため、細かい部分まで丁寧に塗装することが可能となり、仕上がりの品質が向上します。
- 屋根足場がしっかりと設置されていることで、作業員が安心して作業に集中できるため、ミスが少なくなります。
‐急勾配の屋根は、屋根の状態を正確に確認する際にも屋根足場が必要となります。急勾配の屋根は外壁よりも屋根が主役の建物が多いです。常に目で見て確認しながらの作業が必要です。

高圧洗浄→ケレンがけ→ブロアーをかけが終え、下塗りに入ります

足場を設置したら、煙突・天窓周りを避けて高圧洗浄を行ないます。
それぞれの作業の必要性・重要性を解説いたします。

【金属屋根塗装における高圧洗浄の必要性】
- 金属屋根の塗装前には、高圧洗浄が必要です。高圧洗浄によって汚れや古い塗膜をしっかりと落とすことで、塗装の密着性を高めることができます。
- 高圧洗浄によって金属屋根表面を清潔に保つことで、塗装の耐久性を向上させることができます。
- 高圧洗浄によって表面の凹凸や汚れを取り除くことで、塗装の仕上がりを美しくすることができます。
‐屋根の付着した大気中の油分も、殆ど落とすことができます。

【金属屋根塗装におけるケレンの必要性】
- ケレン作業は、金属屋根の錆や古い塗膜を除去する作業です。塗装面を平滑に整えることで、塗装の密着性を高めることができます。
- ケレン作業によって錆を取り除くことで、塗装の耐久性を向上させることができます。
- ケレン作業によって金属屋根表面を整えることで、塗装の仕上がりをより美しくすることが可能です。

下塗り前に、ブロアー(強い風圧の風が出る電気工具)で汚れを再度吹き飛ばします。

綺麗さっぱりな屋根面に、下塗りハイポンファインプライマーⅡです

初めて、写真の左の一斗缶ハイポンファインプライマーⅡを、下塗りしていきます。

ガルバリウム鋼板屋根含め、金属屋根に錆び止め剤であるハイポンファインプライマーⅡを下塗りする理由を解説します。
～メリット～
- 金属素材と塗料の密着性を高めることができるため、塗膜剥がれを防ぐことができます。
- 錆の発生を防ぐことができるため、金属屋根の耐久性を向上させることができます。
- 下塗りにより、仕上げ塗料の密着性や耐久性を向上させることができるため、塗装の効果を長期間維持することができます。


通常ですと、屋根塗装前に天窓・煙突周りの雨漏り修理であるシーリング工事を先に行います。
今回はシーリング工事(天窓周りの防水ゴムパッキンの入れ替え作業)は、オートンイクシードという耐久性・対応年数がケタ違いに長寿命な高性能なシーリング材を使用するお打合せ内容です。
▼シーリング工事やオートンイクシードについて
・オートンイクシードについて詳しく解説

ガルバリウム鋼板屋根の塗装工事後にオートンイクシードの天窓・煙突周りのシーリング工事が行われる理由は以下の通りとなります。

- 屋根塗装によって、ガルバリウム鋼板の防水性や耐久性が向上するため、シーリング工事によってさらに防水性を高めることが重要です。
- 天窓や煙突周りは水の浸入が多い箇所であり、シーリング工事によって雨水や湿気の侵入を防ぎ、屋根の劣化を防止することができます。
- シーリング工事によって、天窓や煙突周りの隙間やひび割れを補修し、雨水の侵入を防ぐことで屋根全体の耐久性を向上させることができます。
‐オートンイクシードは、通常のシーリング材に比べ乾燥時間が遅いため、先に工事を実施すると上に塗装する塗膜が割れる危険があります。

乾燥時間を守り、デュフロン４Fルーフ(マーズレッド)を刷毛で塗装します

こちらの屋根は、横葺き(ボーダー)のガルバリウム屋根です。
ガルバリウム鋼板横葺きの、１枚１枚のガルバリウム鋼板屋根材の、段差の部分から塗り込んでいきます。

～屋根材の、繋ぎ目から塗り込むメリット～
- ガルバリウム鋼板は4mm程度の厚さしかないため、強風などで何かが飛んできたり、自転車等を倒してしまうと簡単に凹みますし、穴が開くこともあります。そのため、段差の部分から塗り込んでいくことで、塗料がしっかりと密着し、耐久性を高めることができます。

- デュフロン４Fルーフ(マーズレッド)は高耐久な塗料であり、ガルバリウム鋼板との密着性が高いため、段差の部分から塗り込んでいくことで塗料の劣化や剥がれを防ぐことができます。

- 塗り込むことで、塗料の均一な塗布が可能となり、美しい仕上がりを実珸することができます。そのため、ガルバリウム鋼板横葺きの段差の部分から丁寧に塗り込んでいくことが重要です。

線から面へデュフロン４Fルーフを塗り広げます

線から面へ、次はウールローラーも使用して十分な厚みで塗装していきます。

もう艶々していますね(*^▽^*)
乾燥したら、さらにデュフロン４Fルーフをもう一層重ねます。
デュフロン４Fルーフに限らず、屋根塗装は３回塗りが基本で、中塗りと上塗りは同じ塗料を重ねます。

～同じ塗料を乾燥させ２回重ねるメリット～
- 屋根塗装中塗りと上塗りを同じ塗料なのに分けて塗装するメリットは、耐久性を高めることができる点です。中塗りと上塗りを分けて塗装することで、塗膜の厚みを均等に保つことができ、屋根の保護機能を向上させることができます。
- また、中塗りと上塗りを分けて塗装することで、塗膜の密着性を向上させることができます。中塗りで下地を整え、その上から上塗りを行うことで、塗料同士がしっかりと結合し、耐久性を向上させることができます。
- 更に、中塗りと上塗りを分けて塗装することで、美観を保つことができます。中塗りで下地を整え、上塗りで仕上げを行うことで、均一な色合いや質感を実現し、屋根全体の見た目を美しく保つことができます。

弊社は北杜市の屋根・外壁修理塗装工事を得意としております！