葛飾区のアパートの雨漏り調査、ついでに雨樋も見てみました
更新日:2016年07月24日
葛飾区のお客様からのお問い合わせです。築年数がかなり経過した木造モルタルのアパートの雨漏りでお困りとの事で調査に伺って参りました。かなり前に一階部分に店舗が有ったらしく一部がパラペットになっているアパートです。昭和のニオイのする懐かしい感じの建物ですね。パラペットはよく雨漏りのご相談で調査させていただくことが多いです。谷が絡むので施工がしっかりしていないと雨漏りしやすい構造でもあります。こちらの建物もどうやら谷廻りに原因がありそうな雨漏りの位置でした。

パラペットの縁、角から6尺あたりの部分に雨漏りで空いてしまった穴があります。このお部屋は二階なのですが一階にもほぼ同じ様に雨漏りをしてしまっているとの事です。屋根にのぼらせていただいて谷廻り、パラペット、瓦の下の様子を調べていきます。

塗装は施されておりますがかなり年季の入った波板トタンです。ところどころには穴も開いています。谷の水の通り道に当たる部分に錆びて穴が開いてしまっているところを発見いたしました。防水紙が丸見えです軒先に抜けるところが無ければ水が溜まってしまって行くことでしょう。ここは漏水原因の1つと考えられます。谷というくらいですからここに水が集まってくるわけです。少しの雨でも集まると結構な量になります。

他にもパラペット立ちあがりの取り合い部分やパラペット笠木のつなぎなど可能性がある部分は多く見られます。過去の工事でしょうか?シールで塞いだ形跡があります。それでも漏水は止まらなかったようです。

左右対称になっていて、逆側も同じように雨漏りをしているとの事でした。一部谷廻りの瓦を剥がしてみると谷の板金立ち上がりに沿って漆喰が盛られていました。これで水の流れが上手く替えられていたら雨漏りはしていなかったでしょう。お抱えの大工さんによる施工だとの事でした。

確定診断では無いですが小屋裏の調査も行いました。平場は思いの他キレイで漏水している形跡は有りませんでしたが、漏水で穴の開いてしまっていた天井の部分は軒先に向けて野地板、外壁の貫板共にかなりの腐食が見て取れます。かなり長い間漏水をし続けていたことは容易に想像が出来ます。

パラペットからの谷の下側から見た様子です。左右共に同じように浸水しております。パラペット廻りの板金類のやり替え、それに伴う瓦工事が必要です。水が入るところはこの際無くしてしまいましょう。
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