流山市のお客様の雨漏り補修工事に伺って参りました
更新日：2015年09月22日
シルバーウイークの二日目の今日、流山市のお客様の雨漏り補修工事に伺って参りました。お彼岸の絡みもあって道路は結構な混み具合でした。先日の調査から雨漏りの要因の可能性をつぶして行く部分補修工事で修繕計画を立てました。本日はその工事を行っています。
棟違い屋根の部分からの漏水が起きていたため、棟違い部分の棟を外し、軒天の内部の確認を行いながら、吹き込みによる水の浸入を防ぐとともに棟まわりからの漏水も防止する工事を行います。まずは棟包み板金を外し、屋根材のコロニアルを剥がしました。屋根材を剥がすと、当然防水紙が入っているのですが、経年により縮み、所によっては穴が開いている部分もありました。
棟とケラバの取り合い部分のアップです。棟包み板金に覆われているとはいえ、吹き込みには厳しい穴かもしれません。また、軒天内部では防水紙も中途半端にしか入っていない状況でした。
本来であれば屋根葺き替えか屋根カバーを推奨したいのですが諸事情により部分的に対処をしていきます。はがしたコロニアルの下に新規の防水紙を棟側から二段目までに入れ込みました。棟とケラバの取り合部分には板金を加工して差し込むことでケラバを伝ってきた雨水の棟内部への浸水を防ぎます。
一部剥がしたコロニアルが使用不可となってしまいましたので、色は変わってしまいますが葺き替えています。棟の部分に貫板を設置して棟包み板金を被せて主な工事は終わりになります。
棟とケラバの取り合いは加工のために破風板の一部と軒天を外しています。再度破風板と軒天を設置するのは大工工事となります。
最後に補修を行った破風板や、軒天の部分タッチアップ塗装を行って工事は終了となりました。すべての屋根を葺き替えたわけでは無いので完全に雨漏りが止まるという保証はないのですがかなりの抑制はできると思われます。次の雨の日に確認にお伺いするお約束をして現場を後にいたしました。
記事内に記載されている金額は2015年09月22日時点での費用となります。
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