江東区|強風で棟板金が飛散するのは根本的な原因があります
更新日:2017年02月10日
江東区で行った棟板金交換工事の様子です。お問い合わせでは「強風によって棟板金が飛んでしまった。補修をお願いしたい」といったものでした。強風によって飛散。確かにトリガーとなるのは強風でしたが実は飛散した原因はもっと根本的なことにあるのです。
棟板金が飛散する理由として
・棟板金を固定する釘が緩んでしまったため
・板金の一部が変形し、その部分が風を強く受けたため
・貫板が腐食するなどで固定用の釘が効かなくなったため
・施工不良により、しっかり棟板金が固定されていない
などが挙げられます。
今回のご依頼では釘の緩みによる棟板金の飛散のようです。飛散していない棟板金を見ると釘が浮いて、ほとんど効いていない状態でした。板金の下にある貫板は腐食などしていないので、経年によって釘が緩んでしまったと考えられます。
ちなみに、なぜ釘が緩んでしまったのでしょうか?
原因は振動によるものです。お住まいは日々何かの影響を受けて振動します。例えば、近くに道路があれば車による振動が発生します。また、風や地震など様々な原因があります。1年や2年程度であればそれほど影響がありませんが、5年、10年となると日々の振動が積み重なって釘が少しずつ緩んでしまうのです。
それでは飛散した棟板金を修理する様子をご紹介します。
まずは貫板の交換です。この機会に古いものから新しい貫板に変更しておきます。貫板を撤去し、清掃を行い(右写真)、さらに新しい貫板を設置します。
貫板の上に板金を設置します(左写真)。そして最後に接合部などをコーキングを使ってシール(防水)すれば工事は完了です(右写真)
ちなみに使用したのはガルバリウム鋼板製の板金ですので、以前より錆に強い棟板金になりました。また、固定に使用したのはステンレスビスですので、振動による緩みにも強いです。
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