更新日：2017年02月27日

本日は江東区で行った屋根塗装のご紹介です。最近ではスレート屋根材を使っているお住まいが多くなっており、経年によって苔の発生などから塗装を検討される方が多いです。数十年前では屋根といえば瓦、というくらい瓦の方が多かったと思うのですが、軽量で費用も抑えられるスレートはやはり人気です。しかし、気になるのはそのメンテナンス。瓦は塗装が必要ありませんが、スレートは塗装をしないと長持ちしません。放置すれば割れなどが発生し、そこから雨漏りしてしまうことにもなりますので、傷みが気になる前にメンテナンスをしていく必要があります。

こちらが今回塗装を行う屋根です（左写真）。お問い合わせのきっかけは棟板金が壊れてしまったことで、写真を見ると大きくひしゃげています。しかし問題はそれだけではなく、スレート表面に苔が生えて、塗膜も剥がれはじめています。そこで、棟板金だけの補修ではなく、屋根全体のメンテナンスとして屋根塗装も一緒に行うことになりました。
まずは高圧洗浄で屋根表面の汚れを洗い流します（右写真）。

屋根塗装では縁切りという作業を塗装前に行います。左写真のようにタスペーサーという部材をスレートの重なり部に挿入し、適度な隙間を作ることを縁切りといいます。もしこの作業を怠り、そのまま塗装をすると塗料によって閉塞し、内部に湿気が籠ったり、逆に雨水を毛細管現象によって引き込むことになります。
その後、下塗り、中塗り、上塗りと塗装を重ねていきます。

屋根塗装の全ての工程が終わりました。もちろん棟板金の工事も行い屋根は健全な状態に戻すことができました！
屋根塗装は使っている屋根材の劣化具合などによっても使用する塗料の量も変わりますので、面積だけでは一概にどれくらい費用がかかるか判断しにくいです。街の屋根やさんでは点検だけでなく、工事のお見積りも無料ですので江東区で屋根工事をお考えの方はお気軽にご連絡ください。
また、屋根塗装については専用ページでもご紹介しておりますので、詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。