更新日：2017年04月05日

江戸川区のお客様邸で行なった雨漏り調査の様子をご紹介いたします。雨漏りは生活に支障が出ることが多いため、発覚した場合は速やかに工事を行う方が多いのですが、それは生活している人がいるからで、空き家の場合はそうもいきません。今回のご依頼も空き家ということもあり、雨漏りしている状況が長期間続いているそうですので、建物の状態が心配です。

まずは屋内からみてみます。左写真は壁面ですが、水分によって剥がれてしまっています。また、サッシ付近もかなり傷んでいルことがわかります（右写真）。
他にも天井付近にもシミがあるなど、屋内にみられる影響はあちこちにあります。このように、雨漏りは特定の箇所からではなく、内部の柱などを伝って様々なところにその影響が出ることが多いです。雨漏り補修をしても雨漏りが止まらなかった。といった話をよく耳にするのは、雨漏りが見える箇所からの雨水の侵入ではなく、見当違いのところから侵入していたといったパターンが多いからです。
確実に雨漏りを止めるには雨水の侵入しているところを特定する必要があり、そのための調査として「散水調査」といった実際に水を流して侵入しているか確認する方法などがあります。

お住まいはモルタル造りで、年数も経っていることからあちこちに亀裂がみられました。特にサッシ付近はかなりひどく、ここから雨水が入っていることは間違いでしょう。また、陸屋根の床にも亀裂がみられることから、様々なところから雨水が侵入していることがわかります。
今回の調査から、陸屋根はウレタン防水を行うと共に、亀裂の出ているモルタルの補修をご提案させていただきました。
防水工事については専用ページもあわせてご覧ください。防水工事

雨漏りは放置時間が長ければ長いほど、原状回復に費用がかかります。発覚した場合には早めに専門業者に点検・補修をお願いするようにしましょう。江戸川区で雨漏りにお困りの方はお気軽に街の屋根やさんまでご連絡ください。