横須賀市|スレート屋根のどこから雨漏りをしているか?
更新日:2016年09月24日
スレート屋根で雨漏りが起きてしまったと横須賀市のお客様からお電話がございましたので現地調査に伺いました。台風通過後ですのでアンテナが倒れたり、何かがぶつかって屋根材自体が割れてしまっている住宅が後を絶ちません。

見てみる限りはスレート屋根に大きな異常は見られません。そもそも屋根材が割れたから雨漏りが起きる訳ではありません。住宅への雨水の侵入を防いでいるのは瓦でもスレート屋根でも金属屋根でもなく、防水紙です。屋根材は防水紙の保護と美観の為でしかありません。つまり全体的に問題が無くても下地の防水紙に破れがあれば漏水しますので塗装工事前でも調査をする必要があります。

ちなみにこちらの住宅の小屋裏ですが、濃い雨染みの後からして、以前から雨漏りをしていた様に感じられます。
明らかな雨漏りの原因が分かりませんので細かい所を確認していきます。隅棟は良くある包み棟ではなく1枚ずつ取り付ける差し棟です。差し棟の方が丈夫ですが、所々浮いてしまっていて指が入ってしまう状況です。

ケラバに取り付けられている水切り金具に合わせ屋根材に亀裂が入っています。防水紙に異常なければ雨漏りは起こしませんが屋根材のダメージは防水紙を傷める原因にもなりますので可能性は0ではありませんし、板金部分の隙間が出来ているコーキングの劣化も充分に考えられます。
スレート屋根の防水紙を調べるには瓦とは違い容易ではありません。釘を抜くと釘穴は残りますので雨漏りの原因にもなりますし、カッターなどで小範囲に切ったとしても刃で防水紙を一緒に切る可能性がありますので簡単には調べられません。
次回屋根から散水試験を行い屋根裏で確認を行って、どこから侵入しているか確認し原因特定にあたりたいと思います!
記事内に記載されている金額は2016年09月24日時点での費用となります。
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