更新日：2017年02月22日

木更津市で雨漏りがあるとのご相談をいただき点検にお伺いしました。
以前から雨漏りがあり、別業者に修理を依頼したところ増して雨漏りの状態がひどくなってしまったとのご相談でした。
さっそく点検に入ります。

雨漏りの個所からあたりをつけて屋根の点検を行うと、以前補修された修理跡を確認することができました。
おそらく、雨漏り箇所からここだと目星をつけやたらめったらコーキングやセメントが塗りつけられている状態ですが、これでは雨漏りの解決にはなりません。
このような修理をしてしまうと、水分の逃げ道を塞ぎ余計に雨漏りを情緒させていしまいます。
修理方法もそうですが、雨漏り箇所としても現在ではこの部分から水分の逃げ道を塞いでしまっているため雨漏りの原因となっている可能性はありますが、
おそらくは屋根と屋根の取り合い部分の隙間に雨が巻き込まれていることが原因だと思われます。
この場合、板金を設置して雨漏りを止めてあげる方法などが有効です。
今回のお客様邸では無茶な雨漏り修理をしてしまったため、水分が下地に浸透してしまっている状態でした。
一部瓦の葺き直しという方法はありますが、この状態で施工されてしまっている瓦では瓦の耐久力自体が弱くなってしまっている可能性がありました。
そのため、瓦は葺き直しではなく葺き替えた方が雨漏りに対して安心だと思われました。原因と思われる瓦屋根には一部葺き替え工事をご提案させていただきたいと思います。

雨漏り箇所に一部葺き直しや葺き替え工事を行った事例は数多くございます。
瓦屋根に限らず、スレート屋根などにもこの方法を用いることがあります。
一部葺き替えは一般的な屋根葺き替え工事と方法に変わりはありません。
既存の屋根材を剥がし、野地板の張り替え、もしくは張り増しを行ったのちに防水紙を敷き新しい屋根材を葺いていきます。
詳しくは屋根葺き替えのページをご覧ください。
木更津市には限りませんが、屋根の知識があまりないままに雨漏りの修理行い余計に雨漏りの状態を進行させてしまっている事例は少なくありません。
雨漏りに関する修理は工務店やハウスメーカーに依頼するのではなく、屋根の専門業者に依頼することをおすすめします。

屋根に関するご相談は0120-989-742までお気軽にご相談ください。