木更津市で入母屋のお住まいの雨漏り修理(事前調査)
更新日:2016年06月17日
本日ご紹介いたしますのは木更津市で行った雨漏り修理の事前調査です。
木更津といえば三井アウトレットや潮干狩りなど、県外の方からすると最近は遊びのイメージがあると思いますが、昔からの住まいも多く本日紹介する建物も入母屋のとても趣のあるお住まいです。しかし、ずいぶん前から雨漏りに困っており、数回の補修を行ったという話です。今回は雨漏りの原因を調査し、どのような工事が必要であるかご提案させていただきたいと思います。

まずは屋内の様子から確認いたします。部屋の天井から雨水が流れたような跡がきっくりと残っています(左写真)。雨漏りが改善されたとしても、、雨漏り跡は消えるわけではありませんので、あく洗いなどで綺麗にする必要がありますが、それでも消えない場合はその部材ごと取り替えなければならなくなります。
この真上には小屋裏がないため、どうやらこの上の屋根に問題があることは間違いなさそうです。
屋根の状態ですが、瓦もだいぶ古くなっており、表面に剥がれが出ている状態でした(右写真)。しかし、これが雨漏りの原因ではなさそうです。

瓦を剥がして中の防水紙を確認すると、防水紙が劣化してボロボロになっています(左写真)しかも、過去に雨漏り補修をした時に防水紙を新たに設置したようですが、収まりが逆になっているので防水紙の下に雨水が入り込んでしまっている状態でした。どうやら雨漏りの原因はここになるようです。
今回の雨漏りとは直接関係ない箇所ですが、屋根の状態として気になる箇所が他にも多数見つかりました。まずは棟瓦の割れです(右写真)。

一階部分は銅葺き屋根になっておりますが、そこの棟板金がなくなっており、その下に設置されている貫板も腐食してボロボロな状態です。これでは、ここから雨漏りしてもおかしくない状態です。
また、雨仕舞の板金が壊れて大きな隙間が出来てしまっていました(右写真)。このような隙間には小動物が入り込んで、巣にしてしまうことが良くあります。ここの補修も必須です。
今回の調査の結果、お施主様のご希望もあり屋根葺き直し工事で部分的な補修をご提案いたしました。屋根葺き直しとは既存の瓦を一旦外し、防水紙を交換して再度同じ瓦を葺く工事です。雨漏りは水分で木部を腐食させるので、早めの処置が必要です。まずは雨漏りを改善し、その後落ち着いてからお住まいのリフォームについて考えるのも良いでしょう。
雨漏りについては専用ページがございますので、さらに詳しく知りたい方はそちらも合わせてご覧ください。屋根の雨漏り対策
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