更新日：2017年10月12日

部分的な雨樋交換に足場は必要か？

川崎市川崎区のお客様より雨樋が壊れてしまったので補修して欲しいというご依頼をいただきました。どうやら壊れたのは雨樋の一部ということですが、「そのような小規模の工事であっても足場は必要なのか？」といったことを気にされておりました。
確かに屋根などの高所の工事を行う場合、足場が必要です。足場を取り付けることで、費用がかかりますのでちょっとした工事だけのために足場というのはちょっともったいない気がします。ですが、状況によっては足場は必ず必要とは限りません。また、足場も工事に適した規模での設置を行いますので、今回の工事では踏板を使わない単管足場で交換する箇所のみ設置するようにご提案いたしました。
それと、雨樋の中に落ち葉が溜まることを防ぐ「落ち葉除けネット」も合わせて設置いたします。

壊れた雨樋を交換する

左写真がこれから工事を行う雨樋です。雨樋は部分ごとに名称があり、屋根からの雨水を受ける軒先につけられた雨樋を軒樋といいます。この軒樋がお辞儀をするように前に傾いてしまっており、雨量によってはここから雨水が落ちてきてしまうということです。
まずは壊れた雨樋を撤去し、清掃を行います（右写真）。

軒樋の取り付け用に吊り金具を鼻隠しに設置します（左写真）。そして新しい雨樋を取り付け、最後に水を流して排水が問題ないことを確認します。

落ち葉除けネットの設置

落葉の季節になると、雨樋に落ち葉が溜まって困っているというご相談を受けることがあります。特に竪樋部分に詰まってしまうと詰まりを解消するのが大変で、場合によっては一旦取り外す必要もでてきます。

では、そうならないためには定期的に軒樋を清掃するのか？というと、それはそれで大変ですし、なにより屋根に上るのは危険が伴います。そんな悩みを抱えている方には落ち葉除けネットがお勧めです。見た目はネットを丸めた感じで、それを銅線などで固定します。これにより落ち葉やごみなどが軒樋に入らなくなり、詰まりを防止することができます。設置に関してもそれほど時間のかかる作業ではないので、雨樋交換に合わせて落ち葉除けネットの設置も検討されてみてはいかがでしょうか？
街の屋根やさんでは、お住まいの状態やお施主様のご要望に合わせた工事をご提案いたしますので、雨樋工事だけでなくお住まいのことでお悩みがありましたらお気軽にご連絡ください。