川崎市宮前区｜樹脂製貫板タフモックを使って棟板金を取替補修
更新日：2016年10月27日
川崎市宮前区でスレート屋根頂上の棟板金が飛んでしまったと補修依頼を頂きました。アンテナがあるにも関わらず釘が抜け脇から落ちてしまったのでしょう！特にけが人も出無かったことが不幸中の幸いです。
棟板金が飛ぶ原因としては板金自体を止めている釘の浮きや腐食、板金の下地に使われている貫板と言われる木材の腐食によって釘の固定が甘くなることです。新築時のスレート屋根の貫板は指定をしない限りは木材という事が多いですので、築年数があまり経過していなくても雨水の侵入具合から腐食し落下することも珍しくはありません。棟板金の交換修理は貫板も合わせて取り替えますのでしばらくは安心ですが、木材が腐食することはお忘れなく！
こちらは既存の棟板金を外した状態です。頂点の隙間に見えているのは漏水を防いでいる防水紙ですが、露出している部分はやはり傷みやすくなっています。穴が開いていますのでこのまま雨水が入れば間違いなく建物内に雨漏りを起こします。しかし、防水紙の張替となると屋根材を剥がし、張替るだけと思われがちですが、屋根材はこの時点で割れ使えなくなるものも大変多くなってしまいます。結局は葺き替えかカバー工法にしてしまって方が…となりますのでコーキングで穴を塞ぐ最低限の補修を致します。
いづれは劣化は進んでいきますのでg了承頂いた上での補修施工です。
木材より腐食しにくいプラスチック樹脂製貫板タフモックを使用することで棟板金の耐久力も上がりますので今回はこちらを使用します。最後に新規の棟板金を被せステンレスビスで止め、隙間にコーキングを充填し工事は完了です！
強風等自然災害で棟板金が壊れてしまった場合も火災保険は適用になりますので費用の面で不安を感じている方もお気軽に一度ご相談くださいませ。
記事内に記載されている金額は2016年10月27日時点での費用となります。
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