川崎市多摩区|屋根材劣化と棟板金の浮きによる雨漏り
更新日:2016年03月10日
川崎市多摩区のお客様より雨漏り補修のお問合せをいただきました。雨漏りしていたのは何年も前からで、部屋の天井には大きな染みができてしまったそうです。見た目の問題もありますが、心配なのは木部の腐食による建物の耐久性低下です。まずは現状を確認させていただき、必要な工事をご提案したいと思います。

雨漏りしている屋内から見ていきます。お問合せをいただいたときにお聞きした通り長年の雨漏りによって天井に染みがありました(左写真)。ここまで汚れてしまうと清掃では落とせません。綺麗な状態に戻すにはクロスの張り替えが必要になります。
雨漏りしている部屋の小屋裏も確認し、さらに詳しく雨水の侵入口を探します。右写真が小屋裏の様子ですが、野地板にも雨漏りの跡がありました。ちょうど棟のあたりなので、棟に問題があって雨漏りしているのでしょう。野地板は腐食が始まっていますので、雨漏りを止めるだけでなく野地板の交換も必要になってきます。

続いて屋根の調査を行います。雨漏りは屋内の漏っている箇所から屋外のどこから雨漏りしているかある程度のあたりをつけます。小屋裏を確認したうえでは問題は棟板金にありそうでしたが、屋根に上ってみると屋根材がかなり劣化しておりどこから雨漏りしてもおかしくないような状態です。そして問題の棟板金を見ると、固定用の釘が浮いていたり(右写真)、完全に外れてしまっていいました。

下記動画でも点検の様子がご覧いただけます。 棟板金がほとんど固定されていない状態がお分かりいただけるでしょう。
棟板金を持ち上げてみると指が完全に入ってしまうほどです(左写真)。また、スレートが変形して反っているところも多く見られました。
今回の雨漏り調査から、部分的に雨漏りを止めるよりも、劣化してしまった屋根材を交換する必要があると判断できました。また、その際野地板も交換が必要になりますので、今回は屋根葺き替え工事をご提案いたします。屋根の状態を見る限り、ほとんどメンテナンスがされた形跡がありませんでした。もし、数年に一度しっかり点検を行い、塗装などを定期的に行っておけば屋根材もここまで劣化が進むことはなかったでしょう。
定期的に点検をといっても、実際に屋根に上るのは大変ですし、何よりも危険が伴います。どうしても業者の方にお願いすることになり、煩わしく感じるかもしれませんが、何も問題がなくとも数年に一度は大切なお住まいの健康チェックをしてあげましょう。
また、雨漏りに関して詳しく知りたい方はこちらも合わせてご覧ください。
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