更新日:2017年10月04日
富津市で強風のせいなのか、何かがぶつかったような音がし、雨樋が壊れていたとお問い合わせを頂きました。実は今までは壊れるという事故もなかったようですが、今回は2方向の雨樋が同時に破損してしまいました。
今までに壊れていないからと、ずっと壊れない訳でもなく、経年劣化・周囲の環境の変化(新築が建って風の当たり方が変わった・木を切った等)によって、いくらでも破損は起こりえます。
波板部分の雨樋は、固定金具から外れダラーンと外れてしまっています。瓦屋根の軒樋は外側に歪み、雨を溜められる状態ではありません。
今回は火災保険にご加入されていないお客様の為、あくまで破損した個所の補修のみを強くご希望されていました。
【雨樋の部分交換は出来るの?】
雨樋は様々な部材を組み合わせて取り付けていることから、部分交換工事は可能です。
その際には必ず、今現在取り付けている雨樋と接合させなければならない為、なるべく同じメーカー商品での交換を行います。
廃盤ですと後継の商品、同サイズ商品と交換をします。→メーカー・品番の見方はこちら
申し上げた通り部分交換は可能ですので、費用を抑える事が可能です。しかし、既存の雨樋が頑丈に取り付けられているのかをしっかり確認してからの作業とさせて頂きます。
今後、雨樋が破損した際に既存の雨樋が破損した影響で、新規に取り付けた雨樋の破損を防ぐためです。
また、ガルバリウム鋼板等の錆びる素材を使用している場合は、もらい錆によって新規の雨樋を腐食させる恐れがあります。
無駄な工事とならないように、防錆剤・塗膜保護をご提案させて頂く事もありますのでご了承くださいませ。
【雨樋交換工事】
今回、被害を受けたのは幸いにも軒樋のみです。集水器は交換をしなければなりませんが、竪樋はそのままに雨樋の交換工事を行っていきます。
まず既存の雨樋を外し、歪んだ金具を取り替えていきます。
部分交換のメリットは何といっても、補修費用を抑える事です。
色違いが気になる方は、交換後に塗装メンテナンスをさせて頂く事も可能です。
(塗装をすることによって、雨樋を紫外線や雨水から保護する事にも繋がります。)
交換工事後の状態です。合わせ桝は既存の物を使用できたため、エルボを使用して接続致しました。
部材を組み合わせて取り付けている雨樋だからこそ、このような部分的な交換も可能です。破損し費用が掛かるからと放置し、お住いの耐久性を著しく低下させることがないように
どのような補修をご希望か、まずはお気軽にご相談ください。
街の屋根やさんはお客様のお住いにとって、最善の工事内容をご提案させて頂きます。
記事内に記載されている金額は2017年10月04日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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