更新日：2015年11月11日

本日ご紹介いたしますのは千葉県君津市で行った漆喰詰め直し工事と雪止め金具の設置です。
過去に落雪によってカーポートが壊れたことがあるそうで、今年はそのようなことがないように雪止め金具の取り付けを考え街の屋根やさんに連絡をいただきました。
しかし、点検で漆喰の傷みも見つかりましたので、そちらも合わせて工事のご依頼をいただきました。

まずは問題の漆喰の様子です。漆喰が古くなって劣化したことで、剥がれて中の土が露出していました。このような状態になると、棟瓦自体がずれたりし、その状態がさらに悪化すると棟が崩れてしまいます。
漆喰の工事には、漆喰詰増し、漆喰詰め直し。また、棟がずれたり崩れたりしている場合は棟瓦を一度取り外して積み直す棟瓦取り直し工事などを行う必要があります。今回は漆喰の詰め直しを行って原状回復いたします。

漆喰詰め直しは、古い漆喰を取り外し、清掃を行った後に新しい漆喰を詰めていきます。漆喰の詰め直しなので、中にある土までは取りません。土が露出しておりましたが、そこまで流出していませんので、漆喰を詰めて対応いたします。
写真は漆喰詰め直しが完了したものです。表面が綺麗に整っており、職人技を感じさせますね！　漆喰補修などは、施工技術によってその後の持ちも大きく変わりますが、弊社自慢の施工スタッフの腕にかかれば見た目も耐久性も問題ない仕上がりになります。

　
続いて当初のご依頼であった雪止め金具の設置です。左写真が設置前の屋根です。そして設置後が右写真です。千葉県の君津市は比較的温暖な気候ですが、年に数回は雪が降ります。積もるのは数年に一度程度ですが、積もってからでは遅いです。事前に雪止め金具を設置しておけば、いざという時も安心ですね！　雪止め金具があることで、雨どいに雪が溜まって破損させることもありません。また、カーポートや道路への落雪や、場合によってはお隣さんの敷地に雪が落ちてご迷惑をお掛けする心配もなくなります。
これから日に日に寒さが増していきます。屋根に雪止め対策をされていないかたも、この機会に設置を検討してみてはいかがでしょうか？