更新日：2017年05月23日

千葉市若葉区にて1階の押入れより雨漏りがあるとのご相談をいただき点検にお伺いしました。
雨漏りが押入れからだっということもあり、普段そこまで荷物を頻繁に出し入れする部分でもなかったというこから、いつから雨漏りが始まったのかはわからないとのことでした。
押入れの荷物は水分で濡れてしまい、かなりお困りの様子でした。
早速点検を行います。直上はベランダであったことから、まずはベランダの点検から行いました。

まずはベランダの状態になりますが、ベランダの水はけが悪いようで一部で塗膜が荒れてしまいコケの発生が見られます。
排水不良をおこしているようで、ベランダの傾斜が正しく設計されていないように思えます。
また、サッシのシーリング部分に剥がれがあるようでこちらからも水分が浸入してしまっているようです。
決定的な原因としては、こちらのシーリングの剥がれが原因によるものだと思われます。
しかし、排水不良を起こしているベランダでは水分の水はけが悪く結果的にお住まいの劣化を早める原因を作っています。
根本的な解決としては、ベランダの排水不良を解消するためにベランダの改修工事とベランダの防水工事をご提案させていただきたいと思います。

今回ご提案させていただくウレタン防水工事で通気緩衝工法をご提案させていただきたいと考えています。
通気緩衝工法とは下地を改修後、下地に通気緩衝用シートを張り付けその上にウレタン防水樹脂を塗布していきます。
ウレタン防水工事では、下から上に上がってきた湿気などにより防水塗膜に膨れなどが生じてしまうデメリットがあります。
通気緩衝用シートを張り付けることにより、水蒸気を逃がし膨れを防ぐ役割を持っています。
雨漏りなどが発生している防水工事には、密着工法ではなく通気緩衝工法での防水工事をご提案させていただく場合が多いです。

これから梅雨時期に向けて降水量が上がりますと、例年雨漏りに関するご相談を多くいただきます。
雨漏りと聞くと屋根が原因により室内に水分が浸入してしまっているイメージがありますが、雨漏りの原因は多岐にわたり必ずしも屋根が原因とは限りません。
当店では雨漏り診断アドバイザーがお住まいの雨漏り原因を徹底追及いたします。ご相談は0120-989-742までご相談ください。