更新日：2017年05月01日

八街市にて雨漏りがあるとのご相談をいただき点検にお伺いしました。
大雨などが降った際に２階ではなく、1階からの雨漏りとのことでご家族で普通は２階からの雨漏りじゃない？と不思議に思っていたそうです。
雨漏りと聞くと屋根に原因があると思われがちなのですが、実はお住まいからの水分の浸入経路は多岐にわたり一概に屋根が原因で雨漏りしているとは言い切れません。
外壁の劣化やベランダ・バルコニーなどが原因の雨漏りなどお住まいの数だけ雨漏りの種類があるといっても過言ではありません。
それではいったい、お住まいのどこから雨漏りを引き起こしているのでしょうか？

室内の雨漏り箇所からあたりをつけて点検を行います。お住まいでは瓦棒屋根の下屋根が設置されていました。
こちらの下屋根の状態ですが、棟から釘が抜け方ってしまっています。また、外壁と屋根の取り合い部分には亀裂が発生している状態でした。
屋根と外壁の取り合いからの雨漏りも、多い事例のひとつです。
瓦棒屋根に錆びの発生などは見られませんが、棟板金の木材や一部の屋根の下地に水分が浸入してしまっているようです。
外壁と屋根の取り合いに雨押えを設置し、一部棟板金を交換した方がよいでしょう。

雨漏りが始まってしまうと、屋根の構造体を腐食させてしまい修理のために大がかりな工事をすることになってしまったという事例は多くございます。
そのため、雨漏りが始まってしまった場合にはすぐに業者へ連絡することをおすすめしています。
また、雨漏りの原因となりえる状態を作らないというのも重要です。日ごろのメンテナンスを心がけ、いざというときにも困らないお住まいを目指したいですね。

棟板金の劣化による雨漏り発生もよくある事例のひとつです。
屋根塗装などと一緒に棟板金を交換するお客様邸も多く、棟板金の劣化を放置してしまうと強風の際に風に飛ばされ思わぬ２次災害につながる可能性があります。
あまり目立つことがない部位にはなりますが、定期的にメンテナンスを行いたい部位ですね。

当店では雨漏り診断アドバイザーがお住まいの雨漏りを徹底追及いたします。
雨漏りでお困りの際は0120-989-742までお気軽にご相談ください。