更新日:2015年09月02日
以前、昨年の雪害で雨樋が漏れているとお問い合わせを頂いた江東区のM様からご連絡がありました。

前回は自然災害に火災保険が使えると飛び込み業者からお聞きになったようで、対応可能かというお問い合わせでした。
調査の結果、竪樋の位置がずれているだけでそこ以外に被害はなく火災保険対象外ということをお伝えし、
その場で簡易補修で対応をしたお客様でした。前回も屋根の上の棟板金が浮いていることをお話し、
早めのメンテナンスをお伝えしました。
今回ご主人様から雨天時に屋根から音がするということで調査のご依頼でした。
本来ですと、屋根の上、小屋裏を確認しないとはっきりしません。
今日はお客様のご希望もあり、屋根の上の調査にとどまりました。
コロニアル屋根は7年くらい前に塗装工事をしたそうです。

コケや藻が生え始めています。塗膜自体はなくなっていますので塗装の時期に入っています。

棟板金を調査します。釘の浮きが顕著に見られます。釘自体は新築時と、補修工事の2回打ってあるようです。
2回目の釘(新しい釘)が完全に浮いています。古い釘は鉄釘を使っていてサビが出ています。

くまなく調査をしましたが直接雨漏りに起因するような割れや板金のハガレなどは目視確認できませんでした。
棟板金の釘の劣化は顕著ですので釘の打ち込みと釘頭のコーキング、ステンレス製のビスでの補強工事を簡易補修として
ご提案いたしました。
木部の劣化もあるので塗装工事の意識を持っていただくようにお願いしました。

実際に雨漏りをしていると不安ですので日を改めて小屋裏の調査にお伺いするお約束もさせていただきました。
被害が出てからでは工事の費用も嵩みます。
早めに
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