八街市|瓦の落下に伴い横暖ルーフでの葺き替え工事を検討!足場架設で外壁塗装も実施しました
【お問い合わせのきっかけ】
ビフォーアフター
基本情報
- 使用材料:横暖ルーフきわみ:Kブラック 1液ファインシリコンセラUV:ND-155
- 保証年数:屋根葺き替え:10年 外壁塗装:5年
【点検の様子】
瓦のめくれは軒先のようです。そのほかにも小さな瓦の欠片が至るところに乗っかっている状態です。
瓦自体はメンテナンス不要な材料と言われていますが、築年数の経過とともに浮きやズレを起こし、形を留められなくなっていきます。もし部分的に割れたとしても差し替えで補修が可能です。
固定されている瓦は、棟瓦以外に軒先瓦と袖瓦です。
平瓦は地震対策の為に4枚に1枚程度をスクリュー釘で固定することもありますが、施工者によってどこを固定し、どのように作業を行うかは住宅によってまちまちだと思います。今回一番端の軒瓦が落ちてしまったのは釘の浮きや瓦桟の腐食も考えられます😢💦
瓦の欠片が落ちている以外に屋根の確認を行いますが、棟の並びも良好、他の部分に大きな破損は見当たりませんでした!
この部分、屋根からの雨漏りは防水紙に破れ等が無い限りは起きませんが、瓦が無いことによって防水紙の劣化を早める原因になります。工事の日程までは日にちが空いてしまいますので、雨漏りをしていないとしても養生をしておきましょう!
瓦屋根の主なメンテナンス箇所は漆喰と瓦の固定確認です。漆喰は大体15年前後で一度確認、補修をするのが理想でお問い合わせも多くいただきます。しかし、瓦の棟を固定している銅線や釘の緩みによって、屋根自体に劣化が起こる可能性があります…!普段目が行き届かない部分ではありますが、大変重要な場所ですので確認をしておきましょう😉
瓦屋根のメンテナンスの場合、スレート屋根とは違い葺き替え工事しかありません。瓦の上に屋根材でカバー、というのも不可能ではないですが、既存の屋根よりも重たくなってしまうのは好ましくありませんので、実質的には葺き替え工事しかありません💦
工事前には足場架設の確認をしていきます。葺き替え工事には瓦の荷下ろしがある他、材料の荷揚げ・作業効率の為足場が必要となります。また葺き替え工事の際には埃の飛散がありますのでメッシュシートをかけていきます!
瓦から金属屋根への葺き替え工事のメリットはずばり屋根の軽量化です。屋根が軽くなることによって建物の揺れが軽減し、耐震性としても向上します!もともと瓦が乗っていた住宅は構造的にはしっかりしているので、瓦が落下してくることも含めて更に長期的に安全な家になりますね👍✨
【施工の様子】
工事にあたり、まずは近隣の方へご挨拶にお伺いいたします!屋根葺き替え工事の際に、近隣の方にご理解いただきたいのは音と埃です。外装工事になりますので、瓦の撤去や材料の荷揚げ等でも音は発生します。また瓦の撤去の際には埃・泥の飛散があります!葺き替え工事中はなるべく室内への洗濯物干しにご協力ください。
工事に関してご理解頂き着工となります。足場の架設、メッシュシートの取付を行います!
まずは瓦の撤去です。棟の解体、瓦を下ろし瓦桟の撤去をした形がこのようになります。残っているのは防水紙のみです。この防水紙、経年によって色が変わっていますが、これが屋根の防水の一番重要な部分です。防水紙に穴が空いた時点で野地板、垂木を濡らしそのまま室内内部に雨漏りを起こします😢💦
防水紙があることによって野地板の状態は確認できませんが、築年数を考慮して下地の補強の為、合板増し張りを行います!
葺き替え工事、葺き直し工事やスレートなどのカバー工事と比較すると費用としても高くかかってしまいますが、全面を剥がすことで下地の補強や劣化具合の確認が出来るという、住宅にとってのメリットがあります。
築15年を過ぎている住宅は一度確認することで気付いていなかった雨漏りにも気づくことが出来る可能性があります!
合板張りで補強後は新たな防水紙を張り付けていきます。
使用する屋根材はニチハの塗装高耐食ガルバリウムめっき鋼板、横暖ルーフきわみです。ガルバリウム鋼板とは金属にも関わらず錆びにくい・軽い・高寿命とメリットが多々あります。
なぜ金属なのに錆びにくいのか、それは鉄合金にメッキ加工をしている為です!このメッキアルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%の比率で出来た特殊なメッキの為、トタンよりも大変錆びにくい鋼板になっています👍✨
ちなみに防水紙も屋根材も雨漏りを起こさない屋根にするために、下から重ねるように張り重ねていきます。屋根材は施工で間違いは起こさないと思いますし見て分かりますが、防水紙は屋根材を被せてしまうと内部を確認することができません。
弊社では施工中の写真も全て残し、お客様にご確認をさせて頂きますのでご安心ください😊✨
谷板金にも同種のガルバリウム鋼板を使用し、雨が侵入しないように雨仕舞の処理をしていきます。水切りや雨押えには専用役物を取り付け、コーキング防水を怠らないように施工していきます。
横暖ルーフきわみは耐久性・遮音性に優れた遮熱鋼板です。元々のガルバリウム鋼板に更に機能性を兼ね備えた横葺き屋根です。メーカーでも塗膜10年、赤錆10年保証が付いています。弊社では施工保証10年です!
足場をかけたなら住宅に出来ることは今のうちにやっておきたい!ということで外壁塗装も行います👍✨
足場は住宅1軒分で15万円程度はかかってしまいます。外装で気になる部分があれば一緒にすることでトータルコストを抑えることが出来ますよ😉
今回外壁塗装は幕板を含めて上段サイディングのみ!早速色の打ち合わせを行い作業に入っていきます。
塗装作業は高圧洗浄から行っていきます。付着している汚れを洗い流すことで塗装の仕上がりは雲泥の差です。幕板と外壁だけですが、サッシ等も一緒に流していきます!
まずは目地のコーキングの打ち替えを行います。コーキングの耐久性は通常5年程度です。外壁塗装をするのであれば小範囲であったとしてもコーキングもまとめて打替えを行っていきたいところです。既存のコーキングを撤去し、プライマーの塗布、新たにコーキングを充填していきます!
サイディングの目地はパネルの継ぎ目の防水機能を持っていますので、しっかりと充填していきます。
外壁の塗装には1液ファインシリコンセラUVのND-155、付帯部はG07-30Lを検討していました。塗ってみなけれなわからない!ということで塗料を準備しました。
まず下塗りにパーフェクトサーフを使用します。隠ぺい性も高い為下地の透けがありません。また防藻・防カビ性能は住宅の美観を維持してくれることが期待できます!中塗り・上塗りには白系塗料おです。下塗りとの色の差がありませんのでムラのないように塗っていきます✨
付帯部は2回塗りで仕上げていきます。ケレンで表面を処理しながら細かな傷を付け塗装します。G07-30L…真っ赤ですね!お客様のイメージと外れてしまったようで急遽23-255のこげ茶に修正です。
街の屋根やさんではこのようなリクエストにも対応可能ですので、お気軽にご相談ください!👍✨
塗装完了です。ベランダの笠木部分の色と統一し綺麗な色に仕上がりましたね!部分的な塗装ですので下段のサイディングに汚れや傷が付かないように慎重に作業しました😊
記事内に記載されている金額は2023年12月07日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
【工事完了後】
瓦から金属屋根横暖ルーフきわみのJブラックへの屋根葺き替え工事が完了いたしました。 屋根にかかる重量比はおよそ1/10!軽量になることで住宅に係る負担も軽減します。 アンテナを取り付け直し工事は終了です。
八街市ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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