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耐震性能を考えたリフォームでお住まいと家族を守る
更新日:2015年8月6日
東日本大震災では地震の被害、津波、原発と未曾有の災害から日本中が震撼したのはまだまだ記憶に新しいと思います。4年が経過した2015年現在でも、まだまだ復興作業は続いており、22万9000人もの方が避難生活を送っています。
1992年に起きた阪神淡路大震災での死亡原因で最も多かったのは【窒息・圧死】によるものだとされています。建物の倒壊、家具の転倒などにより下敷きになり、死亡してしまった方が多いのです。
関東地方では30年以内にマグニチュード6.8以上の地震が発生する確率が50%~60%であると政府の地震調査委員会が推測しています。つまり、今後高い確率で未曾有の大地震を私たちは突如として経験することになるやもしれないのです。
そこでやはり考えておきたいのは、お住まいの耐震性です。お住まいは地震に耐えうる住宅でしょうか?
1、1981年(昭和56年)以前に建てられた住宅
現在の耐震基準は新耐震基準と呼ばれるもので、昭和56年6月から適用されています。耐震性能は震度5程度の地震に対しては損害を生じづ、震度6~7強の地震に対しても命に係わる倒壊が起こらないこととなっています。
阪神淡路大震災の際に倒壊したほとんどの建物が、この新耐震基準前に建てられた家であったことからも、1981年以前にお住まいを建てられた方は注意が必要です。
2、屋根が重い
一般的に屋根は軽いほうが耐震性能が上がり、地震に強い家と言えます。昭和50年以前に建てられたお住まいは土葺き工法の瓦屋根である場合が多く、重さはおよそ30坪で約6トンの重さになりこれは現在流行のガルバリウム鋼板の屋根の重さがおよそ30坪で約600kgになりますので約10倍もの重さになってしまうのです。
3、土台のシロアリ被害や雨漏りなどによる腐食
建物の土台部分がシロアリによる被害にあっていたり、雨漏りの状態を放置していた場合、地震時に土台部分と柱などがはずれてしまい倒壊してしうというケースがあります。
シロアリを見かけた、雨漏りをしているといった場合には、お住まいの状態を専門の業者に相談してみましょう。
また、目地のシーリングが傷んだまま放置してしまうと傷んだ目地のシーリングからの漏水が心配されるほかに、シーリングは建物の動きに追随するため傷んでしまうとその効果がなくなってしまいます。
そのため、定期的なメンテナンスが必要なのです。
お住まいに当てはまる箇所がある場合は、地震に要注意です。いつか来てしまうであろう被害を少しでも減らすためには、日ごろのメンテナンスがやはりとても重要です。
当店でもお住まいの点検を無料で承っています。お気軽に120-989-742までご相談ください。
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