更新日：2015年8月21日

8月も後半に差し掛かりましたね。私が小学生の頃は夏休みの宿題を8月の後半までやらず、最後の最後で一夜漬けになってなんとか終わらせるといったことが毎年のパターンだったのですが、
その中でもやっかいだったものが、【自由研究】です。

自由と言われると逆に何を研究して良いものかわからなくなってしまいますね。
そこで、自由研究に四苦八苦しているお子様と一緒に、屋根についての研究をしてみてはいかがでしょうか？
日本は地域によって様々な気候ですので、屋根の特徴も地域によって変わってきます。そのテーマをもとにグーグルアースで様々な地域を検索して屋根の形状を調べてみましょう。

例えば下の画像は北海道札幌市の住宅街の地図になります。

　
冬場は積雪が多い北海道ですが、以外にも北海道の屋根には陸屋根が多いのです。前回のブログでもご説明しましたが、陸屋根は一般的には漏水を引き起こしやすい屋根のために
積雪量の多い北海道では陸屋根は不向きな気がしますが、実はちょっとした仕掛けがあるのです。

屋根に積もった雪を地上に落とさず、屋根の中央に向かって勾配が出来ており、溶けた雪は中央に取り付けられた角樋で排水されます。このような屋根を無落雪屋根と呼びます。
降雪量が多い北海道ならではの屋根と言えるでしょう。
このように、積雪の多い地域、海岸沿いの地域、都心部、田園地域など様々な環境と気候によって屋根やお住まいの形状は変化します。
グーグルアースを使えば、実際に現地へ赴かなくても地図を見て形状を確認できるため、自宅に居ながら簡単に屋根を調べることができます。

　

 

まずはご自宅の屋根がどのような形状で、どのような造りになっているのかなどを調べてみるのもおもしろいですね。
長かった夏休みもあとわずかです。宿題は残さず、新たな気持ちで新学期を迎えましょう。まだ自由研究の終わっていないお子様はお父さん、お母さんと一緒にグーグルアースを除いて屋根を研究してみましょう。

屋根でお困りのことがございましたら、お気軽に0120-989-742までご相談ください。