【お問い合わせのきっかけ】

ビフォーアフター

雨漏り調査

　

　工場内の雨漏りの状況です。明り取りにはガラスが使用されており、ガラス面に雨水が浸水したことで出来た染みが確認出来ます。ガラスを見ると亀裂が出来ているおり、その上部には板が設置されています。

　

　屋根から明り取りの状況確認です。ガラス面に設置されている板は板金です。雨漏りが起きた個所にガラスの補修後に板金を設置し、雨漏りを修理したと思われます。板金の設置に以外に、コーキングの補修が全体にされている状況ですので、雨漏りを止めるには、明り取りを塞ぐ必要があります。

　管理会社様に雨漏りを止めるために必要な工事をご説明させていただきました。工事として、明り取り全体を板金で覆う工事をご提案させていただきました。塞いだ場合、工場に明り取りからの採光がなくなる旨をお伝えさせていただき、明り取りを板金で塞ぐ板金設置工事のご依頼をいただき、工事に着工いたしました。

工事前の事前調査

　

　着工にあたり、明り取りに設置する板金をどのように加工するを採寸と合わせて事前調査を行ました。明り取りの形状と細かい部分の寸法をとり、形状に合わせて板金を加工するための採寸を行い、板金を加工し工事へと移ります。

板金設置工事の状況

　

　工事の状況です。板金を設置する前の明り取りや明り取り廻りに打ち込まれてるビスの取り外しを行います。ビスがあった状態で板金を設置してしまうと板金の密着が悪く板金を固定する際に不陸が出てしまうので取り外しが必要になります。ビスの取り外しが完了後は、防水紙の設置を行います。

　防水紙の設置と合わせて両サイドの端部に防水テープで接着していきます。防水テープもしっかりと密着させることが重要になりますので、手作業ではありますがしっかりと押し付けて密着を確認します。防水紙の設置後が板金の設置作業を行います。

　

　板金の設置状況です。明り取りの幅が約1ｍ程あるため、板金1枚で覆う事が出来ないため16ｍの明り取りを板金で覆うために20枚の加工した板金を取り付けていきます。1枚設置毎にガラス面の枠にビス固定と袖の板金部分にビス固定を行います。板金を留めるビスは、パッキン付きのものを使用しますのでビスからの雨水の浸水を防ぎます。

　

　板金の設置にあたり、明り取りの幅が約1ｍありますので板金が中央にたわんでしまうのを防ぎために貫板を中央に設置し、たわみ防止対策を行っています。たわんでしまうと雨水が中央に溜まってしまい板金劣化や雨水の浸水原因となってしまう処置も兼ねています。板金の同士の重なり部分には、防水処置としてコーキングを充填します。

　

　板金の設置は、屋根の水下（屋根が低い側）から作業を行います。張り重ねが下になることで板金同士の重なり部分からの雨水の侵入を防ぎます。板金の設置が完了後は、明り取り上部で明り取りの枠に合わせて板金を加工し固定し、板金取り付け作業が完了になります。

　

　板金の設置が完了後に、最終防水施工として固定に使用したビスの頭にコーキングを充填します。施工状況の確認と掃除を行い、すべての作業が工程が完了になります。

板金設置工事完了

　板金設置が完了後の翌日に雨が降り、雨漏りがビズに止まったことを確認いたしました。「無事に雨漏りが止まり、これで雨の日の不安がなくなります」と、管理会社様にご満足いただけました。（屋根工事の費用に関して）

　工場の雨漏り修理・屋根工事は、街の屋根やさんにお任せください。

　記事内に記載されている金額は2023年03月15日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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