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【お問い合わせのきっかけ】
担当:谷
袖ケ浦市坂戸市場にお住まいのお客様は、台風の影響で屋根の一部分が破損してしまったことで、私達街の屋根やさんにご相談を頂きました。 お客様のご自宅は日本家屋ですが高造りで、一般の住宅よりも屋根の位置が高くなっている為、一般的な三連梯子でも届かないほどの高さにある屋根でした。 ご自身では点検が出来なく破損状況が解らないそうですが、屋根から瓦の破片が多く落下してしまっているとの事でした。調査時にどうにか屋根に上り点検してみると、屋根に台風の影響が出てしまっていました。 今回お客様は火災保険にご加入していらっしゃいました。台風から年数が経ちましたが有効な期間でしたので火災保険を申請し、工事費用を抑えて復旧工事ができました。
担当:谷
袖ケ浦市坂戸市場にお住まいのお客様は台風の影響で瓦が破損してしまっていましたが、今まで屋根瓦が大きく破損していた事に気が付かなかったそうです。
雨漏りが無かった事と屋根が下から見えなかった事で瓦が破損した事に気付くのが遅れたそうです。気が付いた要因はベランダに瓦の破片が落ちてきたそうで、雨漏りが心配になって来て一度プロに点検をしてもらいたく私達、街の屋根やさんにお問い合わせをして頂きました。
お客様のご自宅は元々平屋の日本家屋だったそうですが、増築をして二階建てに作り替えたそうです。ご依頼を頂いた際、通常の住宅より二階の屋根が高くなっている事は聞いていましたが、高造りの屋根でも上れるような三連梯子を弊社では常日頃常備していましたので、問題は無いと考えていました。しかしそれでも全く届かないくらい二階の屋根が高い位置に作られていました。こう言ったケースはごく稀でしたが、幸いお客様のご自宅には一階の下屋がありましたので、下屋に梯子を設置し二階の屋根に上る事が出来ました。
屋根の台風被害はお客様が思っているよりも大きく破損してしまっていました。屋根全体の場所ごとに瓦が割れたり棟瓦の一部分が破損したりと、甚大な被害ではないのですが屋根には多数の破損箇所がありました。
破損した瓦ですが修理するにも特殊なご自宅ですので、補修費用がかかってしまいます。が、火災保険にご加入でしたので保険を使用し工事費の負担を軽減したいと思います、破損した時期から3年以内であれば、保険の対象になる事から、今回保険が使用できる期間内に破損状況が解って幸いでした。
期限内に申し込めば問題ないのですが、雨漏りがなくて気が付かない場合期限が過ぎてしまうと破損していても保険は使用できず実費になりますので、不安がある場合は必ず点検をして下さい。
今回火災保険を使用した事で、お客様ご負担分は発生しないで工事が出来る事となりました。広範囲にわたって破損していましたので、全ての工事を修理いたします。
特に棟瓦が破損していたことでしたので、新規に積み直しをしなくてはいけませんでした。
漆喰の劣化で屋根土が雨水や強風で崩れかかっていた所に、大きな台風の強風で瓦が破損していましたので、作り直すには今まで以上に丈夫に直さなくてはいけません。今回使用するなんばん漆喰は既存の漆喰とは違い、瓦を積む土台となる部分全てを賄える物で、今までの漆喰補修は不要になります。
工事が始まり既存瓦の撤去・清掃から始まります。瓦の工事は独特で工事方法などは職人によって違う場合があります。職人の腕の違いでも大きく変わるとても難しい工事です。棟の取り直し工事は破損していない限り既存の瓦を使用するので、割ったりもとに戻せなくなるような保管方法をすることはありません。
なんばん漆喰は屋根土とは違い工場で練り合わせた物が販売されているので、昔の工事とは違い工事スピードが速くなっています。只一度袋を開封してしまうと徐々に固まってくるため、硬化する前に棟瓦を積み直さなくてはいけません。また棟の段数が多い場合は硬化する前に瓦を重ね過ぎても潰れてしまいますので、一日に重ねられる限度もあり、熟練した技術が無いと綺麗で丈夫な棟は積む事が出来ません。
お客様のご自宅屋根は6寸勾配と言う急勾配になっている為、訓練をしないと通常上ることはできません。その上瓦職人はこの急勾配の上で作業をしなくてはいけませんので、破損状況が大きい場合などでは、屋根足場を設置しなくてはいけない屋根でした。
今回破損場所は多いのですが、場所ごとの破損がさほど大きなものでは無かったので、瓦用足場金物を瓦に引っ掛け木質の板を付けての工事となりました。
なんばん漆喰を使用することで今回修理した棟瓦は、今まで以上に丈夫な棟瓦と生まれ変わりました。瓦は耐候年数が非常に高く、割れない限り問題は出にくいです。ただあくまで瓦自体の問題ですので、屋根全体の確認は必要不可欠です。どうしても耐用年数が瓦より劣る漆喰や屋根土、特に防水紙は交換が必ず必要になります。今回の様になんばん漆喰を使用することで、メンテナンスのランニングコストを抑える事が出来ます。
昔の技法で屋根を作られているのであれば、破損して大きな修理費用がかかる前に早目のメンテナンスをしておくことをお勧めいたします。
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
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お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。