【お問い合わせのきっかけ】

ビフォーアフター

ベランダ屋根の調査

 

　問題の波板は２階のベランダ屋根になります。

　経年劣化によりかなり黄ばんできています😢
　古くから一般的に使われてきた塩化ビニル製の波板です。

　補強用に網状の合成繊維が織り込まれています。
　強風などには強い素材でしたが、紫外線に弱く長年使用していますとひび割れを起こしやすくなってしまいます。

 

 

　よく見ますと、固定しているパッキン付きのフックボルトがかなり外れてしまっていました。
　やはり長年風などで吹かれているうちに、ボルトの穴から亀裂が入り外れてしまったようです。

　固定しているボルトが外れたことにより隙間が発生し、雨漏りを生じさせてしまっています。
　また、風でバタバラと振られているうちに波板自体にも亀裂が入ってしまったようで、そこからも雨漏りが発生していると推測されます。

　これから台風がくる季節になりますので、その前になんとか直したいとの事でした。
　確かに今のままで台風の直撃を受けますと、大変なことになりそうです😥

　強度の高い、ポリカーボネート製の波板に交換することをご提案いたしました！

 

ポリカーボネート波板の設置工事

 

　近隣の方にご挨拶を行い、足場を設置、安全を確保した後工事開始です。

　まずは傷んで古くなった波板を全て撤去いたします。
　見た目以上に劣化していて、バリバリと割れて破片が散りそうです。

　慎重に外していきます！

　全て撤去した後、骨組みとなる鉄骨のケレン作業を行います。

　今回は傷んだ波板を全て撤去し、新しい波板と交換いたします。
　新しい波板はポリカーボネート製の波板で、住友ベークライト製「ポリカナミ熱線カットグレート」を使用します。

　ポリカーボネートは同厚アクリルの40倍の強度を誇る素材で、耐熱性も高くそれでいて加工のしやすい素材となっております。
　まさに今回の施工にピッタリな素材ですね！

 

　ケレン作業後、一枚一枚設置していきます。

　波の山、２~３つほど重なるようにして敷いていきます。

　鉄骨の位置に合わせて、ポリカにフックボルトを通す穴をあけていきます。
　穴は等間隔で山の部分になります。

　使用するフックボルトは、山喜産業「ポリカフック」です。

　こちらもプラスチックより強度、耐久性の優れたポリカーボネート製のフックボルトです😊

 

　ポリカフックを上から差し込み、下の鉄骨にひっかけ、等間隔で端まで取り付けていきます。

　これで竣工となります(#^^#)

波板交換工事、竣工

　最近は従来の塩化ビニール製の波板がほとんど姿を消し、ポリカーボネート製に代わってきています。

　単に衝撃に強いだけでなく、紫外線にも強く耐久性に優れ劣化しにくいのが特徴ですので、よほどのことがない限り長期間安心して使用できます(#^^#)
　透明度も高く、とても明るいベランダに生まれ変わりました！

　記事内に記載されている金額は2023年12月11日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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