みなさんこんにちは。
街の屋根やさん新居浜中央店の合田です。

台風シーズンですね。私たちも台風10号の進路が定まらなくて日程が決められない日々が
続きました。
雨風も強かったです。

今回は台風が過ぎた後の雨漏り案件です。

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セメント瓦は塗装仕立て

雨漏り現場の屋根はセメント瓦の和型でした。
塗装して間もないみたいです。塗装による雨漏りは瓦の隙間が塗膜で潰れ
他から入った雨水が排出できないことで起こります。

現場の屋根も所々そうなっていました。

雨漏り箇所付近で、横割れしている瓦がありました。
横割れは流れる雨水がその瓦のどこを通っても亀裂に当たるので
雨漏りリスクはグッとあがります。

他は2か所の縦割れです。
この2か所は塗膜が上塗りされているので塗装前から割れていたと思われます。
全体的にはこの3か所が破損していました。

破損瓦を差し替えます。

塗膜による吹降りや瓦破損により雨漏りをお客様に説明しました。
塗装後間もないので一先ず破損瓦の差し替えでの対応をお願いされました。
縁切りはほとんど葺き戻し作業になるので、費用をかけた場所にまた費用をかける
などの気持ちも芽生えてしまうかもしれません。

横割れの瓦を取り除けていきます。

セメント瓦は既に生産はされておりません。葺き替えなどで取り除けた瓦を
差し替え用に確保します。現在は無塗装の在庫がのこっていました。
横割れの瓦は玄関側なので、反対面の瓦を玄関側に持っていき、無塗装の差し替え瓦は
目立たない裏面に持っていきます。

その為裏面の破損瓦を含め2枚瓦を取り除けています。

今回は縦に2枚取り除けたので下の瓦には釘が打てるのできちんと打ち込みます。

上の瓦は四方の瓦に囲まれています。
和型は右側と上側の瓦が重なるのでその瓦をハンマーやバールで持ち上げます。

実は、塗膜＋ラバーロック工法のコーキングをしているので持ち上げたい瓦や、差し替えたい
瓦の周りの瓦もカッターで切り込みを入れないといけないので1枚交換でも時間がかかります。

関連ページ

瓦屋根のラバーロック工法とは

釘打ってたけどなぁ・・・

一応ラバーロックのコーキングをしてたので
同じようにしておきます。
裏面の瓦差し替えが終わりました。

棟際はコーキングで

棟際は棟を壊さないと差し替えが出来ないので
コーキングで亀裂を塞がせてもらいました。

玄関側に塗装した瓦を差し替えて作業完了です。
条件によっては雨漏りリスクが残っていますが、お客様からは
「また、そうなった時には相談します。」とおっしゃって下さいました。
また是非当社にご相談ください。

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