お客様から電話が有り、直ぐにお伺いし見てみたところ、写真に有るように一階の銅雨樋が盗まれて有りませんでした。
警察の説明によると2月の終わり頃この辺一帯に同様の被害が続出したとの事でした。
お客様は警察に被害届を提出し受理されたので、保険で直したいとの希望でした。
そこで直ぐに見積書を作成しお客様に渡しました。

写真でも解るように、入母屋の化粧造りの豪華な建物です。
この様な建物には銅板の雨どいで施工されています。
泥棒もそれを知って盗んだのだと思います。

写真でご覧の様に、銅板の軒樋が外され、盗まれています。

竪樋も取り付け金具を捻じ曲げて取り外してあります。
お客様も実家の庭の草刈りに来て、雨どいが盗難にあったのに気づいた時は、一瞬呆然ととしてしまったとの事でした。

誰もいない時を見計らってね雨どいを取り外していく泥棒もすごいと思ったそうです。
警察の話では、2月の末にこの地域一帯が一晩で20件位の被害があったとの事でした。
警察から、被害届が出たのは貴方が最後です。と言われたそうです。

早速足場を設置し新しい雨どいの取り付けにはいりました。
先ずは無理やり取られて、曲がった受け金具の補修から行いました。
泥棒も盗むのに必死だったのか、金具が下に曲がっていました。
綺麗に元通りに直してから新しい雨どいを取り付けました。

上の写真二枚とも新しい軒樋に集水器を取り付け、竪樋を施工した完了写真です。

新規に雨どいの施工が完了いたしました。

新しく施工完了した雨どいを見て、お客様はこれで安心しました。と話されました。
雨樋が無ければ、屋根から零れて来る雨水の跳ね返りで建物が傷んでしまいます。
建物を守るという意味からも、雨どいは重要な役割を果たしているのです。

まとめ

私たちはお客様から仕事を依頼されて、いろいろなところへ参ります。
その場所で廻りの建物を見渡した時、雨どいが垂れ下がり壊れているのを見かけます。
前段でも紹介した通り、雨どいは建物を守る重要な役割を担っています。

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