ホーム > つくば市のお客様。飲食店を開店するのに店内を改装中。厨房の換…
つくば市のお客様。飲食店を開店するのに店内を改装中。厨房の換気フードの作成と流し前の鋼板平張りを頼まれました。見て下さい。
つくば市 その他の工事
【工事のきっかけ】
つくば市のお客様。飲食店のオープンに向けて店内を改装中です。厨房の換気フードの作成と流し前の板金工事を頼まれました。工事の内容を紹介します。見て下さい。 特に大型換気フードの作成手順を紹介しています。初めての方は参考になりますよ。
基本情報
- 施工内容:その他の工事
- 施工期間:2日間
- 築年数:15年
つくば市のお客様。飲食店を開店するのに現在リフォーム中です。
厨房のレンジフードの作成と流し前の鋼板平板張りを頼まれました。
お客様とレンジフードの大きさや流し前の鋼板平張りの寸法打ち合わせを行いました。
厨房の寸法とりは結構大変です。お客様が毎日そこに立ち、仕事をします。いつでも板金工事の仕上がり状態が目に入ります。
そこで仕事をした職人さんの腕が見られます。ですから寸法取りが大変なのです。
天井、垂れ壁の下端、カウンターの上端が水平か先ず調べます。狂っていればどの位の差なのか記します。そして鋼板の接する床の仕上がりがどのようになっているのか、どのくらいの誤差で仕上がっているのか調べます。
最後に入隅が垂直に出来ているのかどうか調べます。それらを先ず全部調べてから寸法取りに入ります。
ここまでしないと現場に合った正確な製品が出来ないからです。
現場での寸法取りが終わると、工場に帰り作成に入ります。
(厨房のレンジフードの作成手順)
① 上の写真はフードの正面板・天井板。裏面板の三面を一枚で折り、仕上げます。
② 右側の写真はフードの下にある油受けの加工ケガキ寸法です。
組み上げたときに側面板の油受けと組み合わさるように角切します。
③ 左上は側面板を組付ける為に、ダクトハゼを作成した完成写真です。
ダクトハゼと言っても解らない人が大半だと思います。
ダクトハゼは端部を一枚板で二重重ね折りする事です。
二重になったハゼ部に側面板の差し込みハゼを差し込み、組んでいくのです。
この作業は機械を使用せず、折代と拍子木、片刃だけの手作業で仕上げます。
右上は全体写真です。
④ 正面板、天井板、裏面板・油受け溝を機械で折り仕上がったところです。
⑤ 右側の写真は側面板を加工し仕上げたものです。
⑥ 側面板のハゼをダクトハゼに差し込み、組み上げたものです。
右側の写真では、まだ油受けの溝部分が仕上がっていません。
これから慎重にハゼに差し込んで仕上げます。
組んでいく上で一番気を使うところです。
⑦ 左上はカゲタガネと木槌を使用してダクトハゼに組み込み、仕上げているところ です。
⑧ 右側の写真はレンジフードが組み上がり、完成した写真です。
油受けの溝がきれいに見えます。幅は25㎜有ります。
中華料理店のレンジフードですと30㎜の幅に仕上げます。
この寸法は板金屋さんでは共通認識になっています。
流し前の鋼板平板の作成品です。
これを流し前に貼り付けます。
材料を厨房に運び入れ、これから貼り付けるところです。
⑨ 右側の写真は鋼板を貼り付けたところです。
貼り付ける際に使用したボンドはG10の速乾ボンドです。
ボンドを壁面と、鋼板と両面に塗ります。5分ぐらいして少し乾いたら。慎重に一発で貼り付けます。 これこそ一発勝負です。
少しでも狂ったら、張り直しが出来ません。
両方にボンドを付けて有ります。少しでも触れれば張り付いてしまいます。
熟練を要します。
とは言っても、プロの職人にはコツがあるのです。そのコツをマスターするのには経験が必要です。
しかし上手に仕上がると本当に気持ちの良い物です。
⑩ 工場で作成したレンジフードを取り付けているところです。
この作業は一人では出来ません。最低でも二人は必要です。
右上の写真はレンジフードがとりついた完成写真です。
レンジフードの床からの高さは昔から1800㎜が共通認識でした。
しかし近年になり身長の高い人が増えてきました。
良く監督や設計屋さんから床からの寸法を聞かれます。
そこで答えるのは、レンジを使用する人達の身長はどの位か聞いて決めます。
これが又難しいのです。
厨房となれば、高い人もいれば、低い人もいます。決めづらいのです。
ですから、そこの店のオーナーと一緒に考え決定しています。
なぜこんなにフードの高さで悩むのか。
それはフードの効力はレンジに近いほど発揮するからです。
フードを取り付けた以上、思う存分に効力を発揮して頂かなけれはならないから
です。
仕事の奥深さが感じ身に沁みます。
レンジフードの作成と流し前の鋼板張りが終えた完了写真です。
お客様は仕上がりを見て言いました。
「やる気が出てきました。たくさん儲けるぞー」
私もそう願わずにはいられませんでした。
やる気のある人をみると応援したくなるものです。
昔から台所のステンレス工事が出来るようになったら一人前と言われたものです。
厨房のステンレス工事はあらゆる場所での板金工事に応用できたからです。
しかし今では台所の板金工事は有りません。
常にお客様の目の前にさらされる仕事をしてこそ腕が磨かれます。
「街の屋根やさん龍ヶ崎店」は常にお客様の身になって考え、喜ばれる仕事を目指しています。
どんな些細な事でもけっこうです。建物の事で悩みや不安があったらお電話下さい。
すぐに参ります。現調と見積もりは無料です。安心してお電話下さい。
お待ちしています。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail info@kishida-kougyou.com
有限会社岸田工業
〒301-0000
茨城県龍ケ崎市六斗蒔8956-5
茨城県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@okanokougyou.co.jp
株式会社岡野工業
〒300-0332
茨城県稲敷郡阿見町中央1丁目4-8 102号
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目10番26号カーサモンテ3F
電話 0120-989-742
E-Mail yane@kasumibisou.com
株式会社霞美装
〒300-0013
茨城県土浦市神立町682−20
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。