上の左側写真でも解るように、軒先部分が劣化してボロボロです。
また、ところどころ破損し、剥がれていました。
通りすがりの業者が入り込んで来て、屋根工事を進めます。
信用できないので断っています。
龍ヶ崎でも昔から信用のある岸田工業さんにお願いしたいと思い、電話したとの事でした。
お客様も設備工事業をしておられ、建物には知識が有りましたので直ぐにカバー工法を提案しました。
その場で了解され、材料の選定と色について話し合いました。

一見何でもないように見えますが、南側と北側では全然異なります。
やはり太陽が当たりにくい北側の屋根面は劣化が進み黒ずんでいます。
また、乾燥が遅いため、腐食が進みボロボロになっています。
30年前の屋根材はアスベストが混入されています。そのため今まで持ちこたえられたのです。
これがノンアスベストの現在の屋根材ならこんなに長持ちしなかったと思います。

既存の屋根材の上に下葺き材、ルーフィング、ゴムアスを敷き込み、止めました。
EXルーフは公共事業でも使用されている下葺き材です。
「街の屋根やさん竜ケ崎店」では下葺き材はEXルーフを基本としています。

下葺き材の上に軒先唐草とケラバ唐草を取り付け、スーパーガルテクトの屋根材を加工取付し、葺き上げていきます。
仕事をする際は必ず綺麗な履物に履き替えて屋根が汚れないように気を使っています。

上の写真はパラペット裏側の施工写真です。
本谷の上部を加工取付が終了したところです。

左側は棟の取り付け下地を作成した写真です。
使用している木材はヒノキの貫板です。
「街の屋根やさん竜ケ崎店」で使用している木材はヒノキ材が基本です。
右側は下地木材のうえにカラー鋼板の棟板を加工取付して完工した写真です。
自分でいうのも何ですが綺麗ですね。 ^^) _旦~~

カバー工法で新しく屋根を葺き上げた完成写真です。
お客さまも、新しくなった屋根を見て、「これで安心して暮らせます。ありがとうございます。」
「もう、飛び込みの業者が入って来る事は無いでしょう。」こんど何かあったらお願いします。と言われました。

まとめ

飛び込みの業者が家に入り込んで来て「棟が浮いています。見てあげますよ。」と言い、何でもないのにむりやり屋根に上がり、自分で屋根を壊して、写真を撮り、それをお客様に見せ、驚いたお客様はその業者に頼んでしまい、大金を請求された。いう話は良く聞きます。
業者にお願いする際は、必ず信用のある、10年先迄も責任をとってくれる会社なのか見極めてから頼んでください。
飛び込みの業者は、お金を貰ったら、ハイさよならです。
信用のある会社はお金を頂いてからがお客様との本当のお付き合いが始まるのです。
せっかく苦労して建てた建物です。大事に長く使いたいものです。
建物には多くの思い出が詰まっています。
メンテナンスをすれば少しの金額で長く使えます。建物の事で悩んでいたら、直ぐにお電話下さい。
現調費は無料です。お待ちしています。