リフォーム工事スタート！

増築箇所はカバー工事を行うため、窯業サイディングの外壁の上に直接、新しい外壁の下地となる胴縁をビスで取り付けます。

窓まわりや、外壁の角となる部分などに見切材（新しい外壁と同じ、SGLガルバリウム鋼板を加工したもの）を設置していきます。

新しい外壁のカラーは2色使いのツートンカラーに仕上げますので、外壁の色が切り替わる箇所にも見切り材を設置していきます。

ここで、外壁にサビにも強く耐久性に優れている金属板のSGLガルバリウム鋼板設置していきます！

SGLガルバリウム鋼板を胴縁（細い材木）に釘で固定しています。
窓の上下には、ブラウンカラーのSGLガルバリウム鋼板設置していきます！

赤い矢印が窓上下のブラウンカラーの部分で、黄色い矢印のほうは、ホワイト系のカラーのSGLガルバリウム鋼板です。全体がホワイト系、アクセントでブラウンカラーを入れています！

元からあったご自宅の方の外壁はトタン板のため、トタンを全て剥がします。

トタンを剥がしたあと、透湿防水シートを張り、その上から胴縁を設置し、増築部分と同じようにでSGLガルバリウム鋼板を設置していきます。

元からあったご自宅部分の瓦屋根を「セネター」の屋根へと葺き替えます！

セネターってどんな屋根材？
ガルバリウム鋼板に天然石のストーンチップが焼き付けられており、8層構造になっているので耐久性に優れています。錆に強いので、塩害対策として沿岸地域にもおススメです。
色褪せの心配もなく塗装のメンテナンスが不要です。
1㎡あたり約7㎏と超軽量で、屋根材本体を一枚一枚ビスで垂直・水平方向に連結し、屋根下地にしっかり固定させているため、耐台風・強風水性に非常に強い屋根材です！

屋根の瓦を全て取り外し、新しい木下地を設置します。

木下地の上に、防水シートを貼ります。
防水シートを貼ることで、屋根の内部に水が侵入するのを防ぎます。

セネター本体を一枚一枚ビスで垂直・水平方向に連結し、屋根下地にしっかり固定させました。
このように設置することで、セネターの耐風性を発揮します！

セネターのカラーは、茶色の「ティーク」になります！やわらかい印象の屋根になりますね。

屋根のてっぺん、屋根の面と面とのつなぎ目の棟部分にセネター専用の棟カバーを設置していきます。

ケラバ（屋根の傾斜がある側で外壁から屋根が突き出している部分）にケラバ包みを設置します。

黄色い部分にケラバ包み、赤い矢印の屋根のてっぺんに棟カバーを設置しました。

瓦屋根の先端（軒先）のほうに設置されている瓦を一旦取り外し、屋根の下地部分に雨どいの吊り金具を取り付けていきます。

外していた軒先の瓦を元の位置に固定します。

屋根下地に取り付けた雨樋の吊り金具に軒樋をのせて、金具の爪部分で挟み込んで固定しました。
軒樋に集水器、呼樋を接合しました。

セネター屋根のこちらの部分は、屋根の先端の下の鼻隠し部分に雨どいの吊り金具を設置するために、印をつけています。

鼻隠しに雨どいの吊り金具を設置しました。

軒樋をのせて固定しています。

軒樋に集水器、呼樋、縦樋をつないで設置しました。
縦樋は縦樋バンド金具で雨樋を結束し、外壁に固定させています。

屋根に降った雨水は軒樋に流れ、軒樋から集水器に集まり、呼樋、縦樋と流れて排水されます！

リフォーム工事完了です✨

お家全体の外壁がSGLガルバリウム鋼板で統一され、アクセントカラーのオシャレな外観に変身しました♪

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