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射水市にて、雨漏りしていた軒天の工事・雨漏りの原因となった谷板金の交換・歪んでいた棟瓦の積み直し工事を行いました
【工事のきっかけ】
こんにちは!街の屋根やさん富山店です。
射水市のお客様より、
雨漏りしているので見てもらいたい
とのご依頼をいただき、現場調査にお伺いしました。
現場調査の様子
射水市にて! 瓦屋根の雨漏り調査にお伺いしました
屋根が外壁から突き出ている軒の天井部分「軒天」に雨水が溜まり、雨漏りしているようです。「軒天」が雨水で傷んでいました。
射水市のお客様に許可をいただき、屋根に登り屋根に不具合がないか確認したところ、雨漏りしていた軒天部分の上にあたる箇所の、谷板金に穴があいていました。谷板金にあいた穴から雨水が侵入しているようです。
また、瓦屋根全体の確認を行うと、瓦屋根に設置されているすべての棟瓦が歪んでいました。
そこで、
谷板金
雨漏りの原因となっている、穴の開いた谷板金を取り外し、サビに強い「ステンレス」の谷板金を設置する工事
軒天
雨漏りで傷んでいた軒天のケイカル板は取り外し、耐久性に優れている「SGLガルバリウム鋼板」を設置する工事
雨どい
軒天部分の雨どい交換
棟瓦
棟瓦が歪んでいたので、棟瓦の積み直し工事
上記4つの工事を行いました。
基本情報
- 使用材料:ステンレス・SGLガルバリウム鋼板・強化棟・ハイロール・雨どい
雨水で傷み、雨漏りしていた軒天部分の上にあたる箇所の、谷板金に穴があいていました。
谷板金にあいた穴から雨水が侵入しているようです。
こちらの谷板金の素材は銅板です。
銅板は酸化すると錆びが発生し青緑になって腐食を防いでくれるはたらきがありますが、経年劣化などにより腐食すると穴が開いてしまうことがあります。
谷板金とは?
谷板金は屋根の面と面をつなぐ、谷になっている部分に設置されており、「谷樋(たにどい)」とも呼ばれています。
谷板金が設置されている屋根の面に降ってきた雨水は谷板金へと流れ、谷板金から横樋や竪樋へと流れて下水・地上へと排出される仕組みになります。
谷板金の周りの瓦を取り外し、谷板金が劣化して穴が空いている部分を撤去します。
サビに強い「ステンレス」を加工した新しい谷板金をビスで固定して設置し、取り外していた谷板金周りの瓦を再度設置しました。
屋根が外壁から突き出ている軒の天井部分「軒天」に雨水が溜まり、雨漏りしているようです。
穴が空いていた谷板金から雨が侵入し、「軒天」が雨水で傷んでいました。
こちらの軒天の上からカバー工事にて、新しい「金属サイディング」の軒天を設置していきます。
金属サイディングとは??
金属サイディングとは、金属の外壁パネル材です。
一般的な金属サイディングの構造
パネルの表面は耐久性の高い金属「ガルバリウム鋼板」、写真の断面の白い部分が断熱材、裏面にはアルミ紙になっています。
特徴
金属サイディングは、寒い時期にみられる凍害やひび割れなどがなく、耐久性に優れています。
断熱性にも優れているため、省エネにもつながります。
軽量なので、外壁リフォームのカバー工法(既存の外壁の上から新しい外壁材を重ね張りする)にも最適です!
既存の軒天の上から、金属サイディングをビスで固定しました。
新しく設置した金属サイディングのカラーも、以前の軒天と同系色のカラーで馴染んでいます!
軒天を交換した部分の雨どいも交換していきます。
雨どい、雨どいを固定している金具を取り外します。
屋根に沿って設置してある軒樋を固定するための「雨どい吊り金具」を、屋根の骨組み「垂木」にビスで固定します。
屋根の垂木・下地に固定するため、一部瓦を取り外して、新しい雨どいの吊り金具を設置しました。
屋根に沿って設置させた「軒樋」の雨を集める「集水器」、「集水器」から外壁に沿って設置されている「縦樋」を設置しました。
縦樋は、風などで飛ばされることのないように下の写真↓のバンド付きの金具で固定しました。
屋根に沿って設置させた「軒樋」の雨を集める「集水器」、「集水器」から外壁に沿って設置されている「縦樋」を設置しました。
縦樋は、風などで飛ばされることのないように下の写真↓のバンド付きの金具で固定しました。
今回は、「乾式工法」と呼ばれる施工法で「積み直し工事」を行っていきます。
棟瓦とは??
瓦屋根の三角△のてっぺん「棟」に設置されているのが「棟瓦」です。
棟瓦の際に設置されている瓦が動かないように、瓦に穴を開け、屋根下地に固定します。
「強化棟金具」を屋根の下地部分に均等な間隔で取り付けていきます。
強化棟金具に芯木と呼ばれる角材をのせて固定します。
ここで、芯木の上にハイロールと呼ばれるシートをかぶせて張っていきます。裏面には粘着剤がついています。
タッカーと呼ばれるホチキスのようなものでハイロールを固定します。
乾式工法と呼ばれるハイロールとは?
通常の棟瓦は葺き土・シルガード(漆喰南蛮)・漆喰などを使用する湿式工法と呼ばれる工法で施工されているのですが、乾式工法は葺き土・シルガード(漆喰南蛮)・漆喰などを使用しない、新しい施工方になります。
角材の上からハイロールを張り、瓦の凹凸面にもしっかり密着させます。
ハイロールは耐久性・防水性にも優れており、葺き土・シルガード(漆喰南蛮)・漆喰などを使用しないことで棟瓦を軽量化することができます!
芯木と瓦の凹凸にしっかり密着させてハイロールを張りました。
棟部分から屋根の内部に雨が侵入するのを防ぎます。
最後に新しい冠瓦を被せてビスで固定します。
歪んでいた元の棟瓦はのし瓦が高く積み上げられていましたが、ハイロールで施工するため、冠瓦のみのシンプルな棟瓦へと変身しました!
ハイロールを使用した「乾式工法」にて棟瓦積み直しの施工完了です!
他の箇所も同じ工程で、棟瓦積み直し工事を行いました!
軒天部分からの雨漏りの原因となっていた穴の開いた谷板金を交換し、雨漏りが治まりました。
軒天部分は「金属サイディング」でカバーし、カバー工事の際取り外した雨どいは、新しい雨どいへ交換し、リフレッシュしました!
歪んでいた棟瓦もすべてハイロールを使った乾式工法で積み直し工事を行い、のし瓦が高く積み上げられていた棟瓦から新しい冠瓦のみの棟瓦にすることで、棟瓦が歪んで崩れるのを防ぎ、棟瓦全体の軽量化されています!
施工完了後、お客様から「早くいいがに仕上げてもらったわー!」とお喜びの声もいただけました。
屋根・雨どい・外壁の不具合やトラブルなど・・お気軽にお問い合わせください!
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