西播磨で「エコル」の現場ブログ

（クリックした記事にとびます）

現地調査とスレート屋根について（1）
高圧洗浄について（2）
『超軽量で耐震性抜群！「エコル」屋根材の魅力』について（3）
カバー工法＆ルーフィングについて（4）
谷板金の説明と施工についてと（5）
軒先板金スターターの設置と必要性（6）
屋根材エコルの本体施工とネジ施工について（7）
トップライト回りの施工と重要性（8）
エコル棟部施工（9）
換気棟の施工(10)

カバー工法とは

屋根材「エコル」とは

屋根材は化粧スレートでした。

化粧スレートは、セメントと繊維素材を混ぜて薄い板状に加工した屋根材です。
耐久性が高く、メンテナンスが容易なため、多くの家屋で採用されています。
軽量でありながら強度があり、耐火性や耐久性にも優れています。
美しい外観も人気の一因です。

化粧スレート屋根は、定期的なメンテナンスが重要です。
塗膜の劣化や色褪せなどの症状が見られる場合は、早めの対処が必要です。
紫外線や気候の影響を受けるため、経年とともに劣化が進みます。
劣化が進むと、色褪せや欠け、ひび割れなどの症状が現れます。

年数が経つと、化粧スレート屋根にはさまざまな症状が現れる可能性があります。
例えば、色が薄くなったり、ひび割れや欠けが見られることがあります。
塗膜の劣化による色褪せや、棟板金の劣化による漏水の可能性も考えられます。
これらの症状が放置されると、屋根の耐久性が低下し、修理費用が増大する可能性があります。

そのため、化粧スレート屋根の定期的な点検とメンテナンスが重要です。
屋根の状態を定期的に確認し、早めの対処を行うことで、寿命を延ばし安全性を確保できます。
専門業者に依頼することで、適切なメンテナンス方法や周期を確認し、安心して居住できます。

施工していきます。

高圧洗浄

高圧洗浄で長年蓄積されていた汚れをとっていきます。

高圧洗浄は外壁の汚れを落とすために使用される方法で、
水圧が高いため外壁材を削る可能性があるため、注意が必要です。
また、高圧洗浄機を使用する際は水圧を調整して外壁を傷つけないようにする必要があります。
洗浄作業中には周囲の物を保護するために養生することも重要です。

ルーフィング

ルーフィングは、屋根の防水や断熱、保温などの役割を果たすための工事です。
軒先から棟に向かって丁寧に屋根材を貼り進め、上下の防水紙を10cmほど重ねて貼ることで、
屋根材の下に水分が入り込んでも屋内に浸入しないようにします。

建物の屋根は、外部からの様々な影響や天候条件に晒されるため、
定期的なメンテナンスや修理が欠かせません。
ルーフィング作業は、屋根の材料や構造に合わせて行われるため、
専門知識が必要な作業です。

軒先にスターター

軒先板金スターターは、屋根の軒先部分に取り付けられる重要な部品です。
屋根材と外壁材のつなぎ目に設置され、雨水や風の侵入を防ぎます。
特に屋根カバー工法を施すと、屋根の厚みが増し、
屋根が高くなるため雨樋に雨水がうまく流れず、
雨水が雨樋を通り越してしまうことがあります。

豪雨時などに大量の雨水が流れると、
雨樋が適切に機能しなくなる可能性が高まります。
このような状況を防ぐために、軒先板金スターターが重要な役割を果たします。
屋根の端部に取り付けられ、雨水の流入を防ぎながら効果的に雨樋へと導いてくれます。

軒先板金スターターは、屋根の防水性を高める重要な部品であり、
屋根全体の効率的な排水を支援します。屋根と外壁のつなぎ目に設置されることで、
雨水や風から建物を守る役割を果たし、建物の耐久性や安全性を向上させます。
豪雨時などに特に重要な役割を果たす軒先板金スターターは、
建物の健全性を保つために欠かせない部品です。

谷板板金

谷板金は、屋根の谷部分、
つまり屋根の斜面が交わる部分に取り付けられる重要な部材です。
屋根の形状に合わせて、谷樋の形を作ったり、
カッターや専用のはさみを使って余分な部分を切り取ったりして施工されます。

谷樋というと、一般的に筒状の雨樋を想像しますが、
谷板金も同じく屋根の上で雨水を集め水を排水する役割を担っています。
谷樋は屋根の谷部分に取り付けられ、
雨水を効率的に集め、建物外に排水します。

エコル本体工事

トップライト周りの板金設置工程

エコル棟部の施工

棟部は屋根材同士が突き合わせられる部分であり、
写真ではその隙間から雨水が浸入しないようにするために専用のシールテープが使われています。

シールテープは、スポンジ状の素材がテープ状になっており、
雨などの浸入を防ぐ役割があります。片面は粘着式のシールで、
隅棟に沿って両側に貼り付けていきます。このシールテープは、
屋根材同士の隙間をしっかりと埋め、屋根全体の防水性を高める重要な役割を果たします。

さらに、棟カバーも専用のビスを使って横からしっかりと固定されています。
棟カバーは、屋根の棟部分を覆う役割があり、屋根全体の防水性を補完します。
ビスでしっかりと固定された棟カバーは、
屋根材同士の接合部分を保護し、水漏れや浸水を防止します。

換気棟

屋根の換気棟は、建物内部の環境を快適に保つために重要な役割を果たしています。

貫板には樹脂製の貫板「タフモック」が使用されています。
タフモックは、プラスチック樹脂製の貫板であり、
軽量でありながら加工がしやすく、耐久性も兼ね備えています。

棟部材は屋根の頂上部分に取り付けられる重要な部品であり、
屋根全体の安定性や防水性を確保する役割があります。
換気棟の上部を覆うことで、屋根内部の換気口がしっかりと保護され、効果的な換気が維持されます。

屋根の換気棟は、建物内部の湿気や熱気を外に排出し、
建物内部の温度や湿度を適切に調整します。
また、屋根の頂上部に位置するため、風通しを確保しつつも雨水の侵入を防ぐ役割も果たします。

完成しました！！

「デクラ屋根システム・エコル」で見事に綺麗な屋根に生まれ変わりました！！
軽量性は建物に負担をかけず、耐震性、免震性、制震性に優れ
自然災害に強く、安心して快適に暮らすことができますね

🌷どんな些細なお悩みでもお気軽にお問い合わせください。🌷