海近くの広場に新設されたシェルター

今回工事を行うことになったシェルターの屋根工事になります。シェルターと言われると大きな建物で避難する場所に思われるかもしれませんが、今回のは広場などに取り付けられている屋根のあるベンチのような建物になります。ちょっとした雨や日差しから非難するための物なのでシェルターと言われているようです。

このシェルターを海近くの広場に設置することになり屋根を取り付けてほしいとのご依頼を頂きました。

シェルターは下地まで出来上がっている状態

このシェルターですが、下地までは完成しておりあとは屋根だけ取り付ければ完成する状態となっていました。
すぐに屋根の取り付けを行い完成させていきます。

軒先部分に唐草を施工

まずは屋根の軒先部分となる4カ所に唐草（からくさ）を施工していきます。
これは下地部分に雨水が侵入しないように取り付ける板金材になります。

この板金はガルバリウム鋼板で出来ているので錆びにくくなっています。ただ完全に錆びないわけではありません。海からも近いため潮風により通常よりも傷みやすいので定期的なメンテナンスを行うことが長持ちさせるために必要になってきます。

雨漏りを起こさないための防水シート

唐草の取り付け後に屋根全体に防水シートを施工していきます。

防水シートはもし雨水が侵入した場合、下地部分まで雨水が侵入しないようにするために施工されているものになります。屋根から雨漏りが起きている場合はこの防水シートが傷んでいる可能性がありますね。

弊社が主に使用しているのは改質アスファルトルーフィングという通常の防水シートよりも耐久性のあるものなので長持ちさせることが出来ますよ。

屋根にはケイミューのコロニアルクァッドを使用

防水シートの施工が終わったら屋根材の取り付けに入っていきます。
今回使用したのはケイミューが出しているコロニアルクァッドというスレート屋根のモスグリーンになります。
この屋根材はセメントを主成分とした繊維補強スレートで出来ています。そのため錆びる心配がないので沿岸部でも安心して使用することが出来ます。

ただ10年から15年くらい経ってくると塗装の色あせやチョーキングが発生してきます。これを放置してしまうと屋根材にひび割れなどが発生する可能性があるので傷んできたら塗装を行うなどのメンテナンスが重要になってきます。

仕上げに貫板と棟板金を取り付けます

続いて屋根の仕上げ部分となる棟部分の施工を行います。
まず棟板金の下地となる貫板（ぬきいた）を取り付けていきます。ここに被せるように自社にて加工した棟板金を取り付けていきます。

弊社は板金を加工する機械を所有しているので柔軟な対応が可能です。また自社の職人が工事を行うので中間マージンなども発生しないためお得に工事を行うことが可能です。

棟板金などを固定しているビスですが、全て錆びにくいステンレス製の物を使用しているので錆対策はバッチリしています！

シェルター屋根の施工完了

以上でシェルター屋根の取り付け工事完了になります。
色がグリーンなので落ち着いた感じの屋根に仕上がりましたね。

かなり海から近いところに設置してあるので潮風の影響も受けやすくなります。定期的に点検を行い傷む前に修理などを行うことが大切になります。

今回のような屋根や倉庫や物置などの小さな屋根の工事も対応可能です。気になることなどありましたらお気軽にご相談ください。

弊社はいわき市を拠点とする地域密着型のリフォーム会社で、地元の皆さまに支えられながら、住まいのお悩みに寄り添い、快適な暮らしのサポートをさせていただきます。
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私たちは安心できるリフォーム工事をご提供するため、様々な資格を取得しています。
福島県では4名しか取得していない雨漏り診断士、外壁の状態から的確な修理方法を提案することが出来る外壁診断士、専門的な板金加工ができる証となる国家資格の建築板金技能士2級などがあります。

また安全な工事を行うために職人全員がフルハーネス型墜落制止用器具特別教育や足場の組立て等特別教育、石綿取扱い作業従事者特別教育などの受講もしています。

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