軒天の化粧合板が剥がれ隙間が発生

軒天の化粧合板が経年劣化により剥がれてきている部分があり隙間が発生してしまっている状態でした。
これが複数個所発生していました。

そこまで大きな隙間ではありませんが、ちょっとの隙間から鳥などの動物が侵入してしまう可能性が考えられます。
動物が侵入すると糞や尿などによって建材が腐食してしまう可能性が出てきます。また住んでいる人に健康被害をもたらすこともあるので注意する必要があります。

軒天の化粧合板に木材を施工

今回は既存の軒天にケイカル板を取り付ける形となっています。
ケイカル板を取り付けるための土台となる部分を作る必要があるため、既存の軒天に木材を取り付け土台部分を作成していきます。

軒天全体にケイカル板を取り付けます

ケイカル板を取り付けた土台部分にビスで固定していきます。

ケイカル板は耐水性・耐火性に優れた材料になります。雨水から軒天を守ることが出来るため軒天の材料としてよく使用されています。
また耐火性があるので火災時の延焼を防止することもできるため軒天の材料にピッタリのものとなっています。

ビスはステンレスのものを使用しているので錆に強いため安心できますよ。

最後に塗装やさんの方で取り付けた軒天の塗装を行い完成になります。

軒天補修工事完了

以上で軒天の補修工事完了になります。
軒天部分が白になったことで統一感が増してきれいな印象になりましたね。

軒天が劣化する場合は屋根や雨樋に原因がある可能性もあります。
屋根の防水シートの劣化や雨樋のオーバーフローなどですね。

軒天は見上げるだけでも確認することができる部分なので日頃から異常がないか確認しておくと良いですね。