笠木板金

今回、シーリングの打ち増しを行う笠木です。
笠木とは、パラペットやバルコニー（ベランダ）などのの手すり壁の最上部の仕上げ材のことです。
笠木は雨水や紫外線にさらされる壁の頂部をカバーすることにより、壁の腐朽を防ぐ為のものです。

シーリングはあまり長持ちしないので、本来であれば定期的にメンテナンスを行う必要がある箇所の一つです。

シーリングの耐用年数は、使用される素材や環境条件によっても変わってきます。
一般的に使用されている高品質なシーリング材は、5年～10年程度が目安となります。
 
外部の気候条件や紫外線、建物の使用状況などが耐用年数に影響を与えることがあるため、耐用年数はあくまでも目安に過ぎません。

劣化や変色、ひび割れが見られた場合は、早めにメンテナンスや打ち替えを行うことが大切です。シーリングに気になる症状がある場合には早めに専門業者に相談するようにしましょう。

施工後

シーリング施工後のお写真です。

壁との取り合い部分にしっかりとシーリングを充填しました。

これでしばらくは大丈夫ですね！

サッシ廻り

窓ガラスの淵にはシーリングが施されていますが、経年劣化でひび割れや浮きが発生してしまうと雨漏りに繋がることも多いです。

サッシ廻りのシーリングが劣化すると、いくつかの問題が生じてしまう可能性が高まります。

◆雨漏りの発生原因となるリスク◆
劣化したシーリングは防水性が低下し、雨水や湿気が建物内部に侵入する可能性が高まります。 特に風雨が激しい場所では、劣化したシーリングが雨漏りの主要な原因となることがあります。

◆断熱性の低下◆
シーリングは断熱性にも影響を与えます。 劣化したシーリングは密封性が失われ、室内の温度管理に影響を与える可能性があります。 暖房や冷房の効率が低下することがあります。

◆美観を損なってしまう◆
シーリングの劣化は経年劣化として、外観や建物の耐久性にも影響を及ぼします。 変色や剥がれ、ひび割れが見られ、建物全体の美観を損なうことがあります。

◆結露とカビの発生◆
劣化したシーリングにより、結露が発生しやすくなります。
結露が続くと、カビや霉菌の成長が促進され、建物内の健康環境に影響を与える可能性があります。

サッシ廻りのシーリングが劣化すると、建物全体の保護や快適性に悪影響を及ぼす可能性が高いため、早めの修理やメンテナンスが重要です。

劣化が見られたら、専門家に相談して適切な対処を行うことが大切です。

留め金具

金具などのシーリングも、劣化してしまうと金具が外れてしまう原因になりかねません。

念のためシーリングを行わせて頂きました。

エアコンホース

続いてはエアコンホースの接続部分のシーリングです。

少し浮いてきている箇所が見受けられました。

こちらもしっかりとシーリングをさせて頂きました。

エアコンホースは壁や窓などの開口部から室内外をつなぐため、そこからの空気の漏れや雨水の侵入を防ぐためにシーリングが施されています。

これにより、外部からの気温変化や湿気の侵入を防ぎ、エアコンの効率を向上させます。

シーリングを行うことで、エアコンホース周辺の保護と耐久性の向上が期待できます。
外部からの影響や気候条件による損傷を防ぐためにも、定期的に補修を行うようにしましょう。

シーリング補修1箇所から承ります

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