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福島市で屋根葺き替えに比べ施工費が抑えられるカバー工事でスレート屋根を重ね葺き
福島市 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
外壁塗装に伴い、屋根の塗装もご検討とのことでご依頼を頂きましたが、屋根材が築年数も経ち経年劣化で色褪せや変色が見られ、屋根材自体の性能も低下していたため、今回の現場では屋根カバー工事をご提案させて頂きました。
屋根塗装も可能な状態ではありましたが、塗装の場合は8~10年後に再塗装が必要となるため、お客様とご相談の上、今後のメンテナンス頻度やご予算を踏まえ、屋根カバー工事での施工を行うこととなりました。
定期的に足場を組み、塗装ができるのであれば屋根塗装でメンテナンスといった形でも問題ありませんが、塗装後雨漏りが発生する可能性もあるため、予想よりも早い時期に修繕が必要となるケースも多いです。
屋根カバー工事ですと、既存の屋根材はそのままで上に新しい屋根材を葺く施工法のため、屋根材が新築時のような真新しいものになり、耐用年数も20年~25年程で長く持ちます。
『街の屋根やさんいわき店』では、お客様のメンテナンスサイクル・修繕費用に合わせた工事をご提案致します。
▶▶▶現在の屋根を新しい屋根で覆う、二重屋根になるのが屋根カバー工法
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:5日
- 築年数:20年
屋根カバー工事の際には、凹凸の原因となる既存の板金役物(棟板金・下地の貫板・雪止めなど)を撤去する作業からスタートしていきます。
写真は棟板金の下地の貫板です。貫板も屋根カバー工事の際には撤去します。
真ん中のあたりが少し濃い茶色に変色しているのがお分かりいただけるでしょうか。
これは木の腐食です。もっとひどくなるとボロボロとした状態になり、触れただけで粉々になってしまいます。
棟板金から雨水が少なからず入り混んでしまい、貫板が腐食してしまっていたようです。
これがさらにひどくなってしまうと、「雨漏り」の原因となってしまい、屋根の下地の野地板まで腐ってしまう場合もあります。
屋根塗装でのメンテナンスの場合は、棟板金の撤去作業は行わないため、こういった屋根の状態に気づきにくいため、塗装した後にすぐ雨漏りが発生してしまうといったケースもございます。
今回は屋根カバー工事での施工だったため、下地の劣化具合から、雨水の流入を発見することができました。
屋根はめくってみないと状態が分からない場合も多いので、屋根材だけの状態を見て全て判断することが難しい場合もございます。
瓦屋根の場合には、瓦を部分的に外し下地の状態を確認し、どのような修繕がベストなのかを判断しています。
雨漏りもないし、見た目も大丈夫だから問題なし!と思われがちな屋根ですが、少し釘が浮いていたり、腐食した一部分から雨水が下地に入り込んでしまっている場合も多いため、定期的な点検だけでも専門業者に依頼をして行っておくと安心です◎
『街の屋根やさんいわき店』では、屋根の無料点検を行っております!!
屋根の状態をくまなく確認し、お写真を踏まえてお客様に詳細をご説明致します。
一番は何も異常がないのがベストですが、築年数が経ってくると少なからず劣化部位も見られます。
そういった場合には、簡易的な修繕や、雨漏り対策の工事を行うことも可能です。
屋根の点検をご検討の際はお気軽にご相談ください^^
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役物の撤去作業後、既存の屋根材の上にアスファルトルーフィングを敷いていきます。
アスファルトルーフィングは、屋根の下地材の防水紙のことです。
一番上になる屋根材から雨水が侵入してしまった際に、屋根下地に雨水が染みこんでしまわないようにするために、屋根の下地には防水紙が敷かれています。
防水紙には、様々なグレードのものがあり、粘着タイプの改質アスファルトルーフィングは、通常のアスファルトルーフィングよりも耐用年数が長いですが、お値段はお高めですが耐用年数が長いのが特徴です。
今回の現場で使用している、タッカー(ホチキスの針のようなもの)を下地に打ち込んで固定を行うタイプのポピュラーなタイプのアスファルトルーフィングは、耐用年数は15年~20年程です。お値段は改質アスファルトルーフィングと比べると低い価格での施工が可能です◎
ルーフィング材は、種類により価格帯や耐用年数に違いがあります。屋根を葺いてしまうと隠れてしまう部分ではありますが、屋根下地を守る重要な役割をしている部材ですので、屋根材と同じく慎重にご検討されるのがオススメです。
『街の屋根やさんいわき店』では、お客様のご予算や、ご要望に合わせたルーフィング材をご提案致します^^
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アスファルトルーフィングを施工後、先付けの役物の取り付け作業へ進んでいきます。
写真は、屋根の端の傾斜になっている部分のケラバと呼ばれる場所に板金部材を取り付け後のお写真です。
この役物の隙間の部分に屋根の端をはめ込み、屋根を葺いていきます◎
ようやく屋根を葺く準備が整いました^^
今回の現場で使用した屋根材は、ニチハの「横暖ルーフ」という横葺き専用の金属屋根材です。
高耐久のガルバリウム鋼板で出来た屋根材で、硬質ウレタンフォームの断熱材が裏面に入っており、遮音性能・遮熱性能にも優れたいいとこどりの屋根材です。
軽量のため、瓦屋根のように地震で崩れる心配もありません!!
金属屋根材特有の、雨音が響いてしまうというデメリットも、断熱材が入っていることにより抑えられています◎
店長の私ですが、断熱材の入っていない金属屋根の立平葺きの家に住んでいるのですが、雨が降った際の雨音をうるさく感じています。
私のように、雨音が気になるといった方で瓦屋根は地震が心配といった方にオススメなのがこの屋根材です。
お値段は断熱材の入っていない金属屋根材に比べお高めですが、とにかく長持ちします!!
メーカーさんでも耐久性に自信を持って提供している屋根材のため、
保証も長くついており安心です^^
今回施工したグレードの「横暖ルーフS」の場合、
塗膜15年・赤さび20年・穴あき25年の保証が付いています!
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ようやく棟板金を取り付ける作業まで進んできました。
棟板金どうしの繋ぎ目には、コーキングを充填し、繋ぎ目の部分から雨水が入り込まないように対策を行います。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-iwaki@endobankin.com
株式会社遠藤ホーム板金
〒979-0333
福島県いわき市久之浜町久之浜北畑田65
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