地震の影響で瓦がずれていました

まずは既存の状態です。
瓦屋根の一部にブルーシートが覆われていました。

ブルーシートで覆われている箇所の瓦にずれが発生し、雨漏りの原因となっていました。

棟は板金屋根で施工されている状態でしたので、お客様に棟板金になっている経緯をお伺いしました。

2011年の東日本大震災大震災の際に、棟瓦に被害があったとのことで
別業者様にご依頼をして棟の部分を板金の棟へと変えてもらったとのお話でした。

その後、雨漏りすることもなくお過ごしになっていたそうだったのですが、
度重なる余震や震度５の地震などで瓦がだんだんとずれてきてしまい、お困りになられていたとのことでした。

今回瓦や下地のみを修繕しても、また大きな地震が来た際に再び瓦屋根がずれてしまう可能性を踏まえ、思い切って屋根を葺き替えることになりました。

地震に強い金属屋根へ葺き替えを進めていきます＾＾

まずはひたすら瓦屋根を解体していきます

早速瓦屋根を解体し撤去していきます。
屋根の葺き替え工事の際には必ず雨の心配のない日に作業を行わせて頂いております。

解体を進めることにより、屋根の下地材がむき出しの状態へとなっていきます。
瓦屋根の撤去は、一枚一枚手作業での作業となりますのでそれなりにお時間がかかってしまう作業となります。

その際、雨が降ってきてしまうと雨漏りが発生する可能性が高まってしまうため、天気予報を確認し天候の良い日に作業に入るように気を付けています。

そのため当日の天候によっては解体に入るお日にちを急きょ変更させて頂く場合がございますので、あらかじめ担当者よりそご説明をさせて頂きますのでご理解をいただければと思います＾＾

下地が見えてきました

瓦屋根の解体作業が進んでいくにつれて、下地材が見えてきました。

瓦をのせるための下地材の瓦桟と呼ばれる木材も一本ずつ取り外していきます。

アスファルトルーフィングの施工

既存の瓦・瓦桟を撤去後、新たにアスファルトルーフィングを屋根全体に敷いていきます。

アスファルトルーフィングは上になる屋根材から雨水が入り込んでしまった場合に下地の野地板へ雨水が進入してしまうのを防ぐ防水紙で、屋根の施工にあたり重要な役割を担っています。

そのため丁寧かつ的確に屋根に敷き詰めていきます。

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➡雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性と お薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介

縦葺きの屋根材で施工を行いました

施工途中のお写真が見当たらず、いきなり完工後のお写真です＞＜
今回の現場では、セキノ興産の縦葺き金属屋根の「立平ロック」で屋根を葺きました。

比較的手ごろな価格の屋根材ではありますが、耐久性が高く見た目もスッキリとしているため住宅の屋根材として採用されることの多い金属屋根材です。

嵌合（かんごう）式の屋根材で、ビス止めした箇所にかぶせるように次の屋根材を嵌め合わせるので雨水が進入しにくい構造になっています。

一方、雨音が響きやすいので、音に過敏な方や断熱・遮音性能の方には不向きな屋根材でもあります。

今回はご予算に合わせ「立平ロック」を採用しました！！
屋根にも色々な種類がございますので、お客様のご要望・ご予算にできる限りあったものをご提案させていただきます(^^)v

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➡屋根の断熱・遮音性能を高めたい方にオススメな金属屋根材のご紹介

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