車がぶつかった衝撃で割れてしまった軒天

こちらが割れてしまったという軒天部分になります。
ちょっとしたひび割れではありますが、ここから雨水や湿気・動物や虫などが入り込み、雨漏りや腐食などに繋がってしまう可能性があります。また今回破損した部分は出入り口の上部分なので見栄え的にもよくないと思われます。

もしこのような小さな亀裂でも発生しているようであれば早めにプロの方に相談するようにしておくとよいですね。

破損した軒天1枚を取り外し

まずは破損してしまった軒天1枚を取り外していきます。
今回の軒天は複数のケイカル板を使用して取り付けられているので部分的な交換をすることが出来ます。

ビズや釘などで取り付けられているので簡単に取り外すことが出来ますよ。

軒天の大きさに合わせて新しいケイカル板を加工して取り付け

既存の軒天の取り外しが終わったら新しく用意したケイカル板を軒天の寸法に合わせて加工していきます。

加工が終わったら軒天にビスでしっかりと固定していきます。この際にケイカル板が割れたりしないように注意して作業を進めていきますよ。

ビスの上にはパテを塗布

軒天のビスが見えていると見栄え的に気になってしまうので上からパテを盛ってビスを見えないようにしていきます。

ケレン作業を行い凹凸をなくします

ケイカル板の取り付けが完了したら塗装の前準備を行います。
まずヤスリなどを使用してケレン作業を行っていきます。

ケレン作業とはヤスリやヘラなどを使用して表面の汚れや錆び・凹凸などを落としたり整えていく作業になります。
これをやることで塗装後の仕上がりが良くなります。

ケレン作業が終わったら塗装を行う際に周りに塗料が付かないようにするためにマスキングテープを貼っていきます。

取り付けた軒天の塗装作業を実施

軒天の塗装作業に入っていきます。
まずは下塗りとしてシーラーを塗布します。これにより下地と上から塗布する塗料の密着性が上がるので、仕上がりが綺麗になり耐久性を上げることが出来ますよ。基本はローラーを使用して塗布して細かな部分は、はけや筆を使用して塗装を行っていきます。

下塗りが終わったら上塗りを行っていきますよ。

破損した軒天の補修工事完了

以上で軒天の部分補修工事完了になります。
元の綺麗な状態に戻すことが出来ました。お客様からは「素早い対応とても助かりました」とお喜びの声を頂くことが出来ました。

今回のようにちょっとした部分の破損や劣化だと放置してしまったり、どこに頼んだらいいのか分からないという方が多くいるようです。弊社ではちょっとした部分の補修や瓦１枚の交換などの軽微な修理工事や交換工事にも対応させていただいています。
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