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広島市南区で雨漏りした3階ビルの屋上の塔屋を修理しパラペットをウレタン防水工事
広島市南区 雨漏り修理 アスベスト含有屋根材の撤去、処分
【工事のきっかけ】
広島市南区のO様は5年前、外壁塗装と屋上の防水工事を飛び込みの業者の方に工事をしていただいたそうです。
しかし雨漏りが止まらず、地方に住まれているご家族様が当社のサイトを見ていただきご相談下さいました。
基本情報
- 施工内容:雨漏り修理 アスベスト含有屋根材の撤去、処分
- 施工期間:10日間
- 築年数:築35年
【塔屋(とうや)とは】
塔屋はビルやマンションの屋上に造られている建物のことです。
階段室や倉庫、機械室などに使われることが多くあります。
工事前の点検では、まず室内から雨漏りの状況を確認しました。
天井のクロスが剝がれ、雨漏りの被害は大きかったです。
階段にも雨水が流れ込んでいました。
壁にも雨水が流れ込み、襖の建具のクロスも雨染みがクッキリと付いていました。
室内の様子を点検させていただき、雨水が流れんでいる天井や壁の上は3階の屋上の塔屋(とうや)だということが分かりました。
屋上に上がり雨水が入り込んでいる場所を探すことになりました。
室内の雨漏りの状況を確認後、3階屋上を確認しました。
塔屋(とうや)部分の劣化の状態を見ていきます。
塔屋の壁際の水切り部分が劣化し、そこから雨水が入り込んでいました。
雨水が入らないよう防いでくれているのが水切りになるので、水切り部分が劣化してしまうと雨水はダイレクトに内部に侵入してしまいます。
水切りは忘れがちですが、定期的なメンテナンスをして劣化の進行を止めることが大切です!
水切り周辺の床面もかなり水はけが悪くなっていました。
防水の塗膜が剥がれ、劣化が進行していました。
このように、ベランダやバルコニーの床面と壁が出会う立ち上がり部分は雨水が入りやすくなります。雨水を阻止するため、水切りが取り付けられています。
建物には必ず雨水が集まりやすい場所があります。
スムーズに雨水を流す工夫がさまざまな場所に設置されているのです!
このことを雨仕舞(あまじまい)と呼びます。
※詳しくはこちらのコンテンツをご覧ください。
❝雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い❞❞
次は塔屋の外壁のコーキング、屋上の床面の劣化の状態を確認しました。
窓のサッシのコーキングなどが剥がれ、このままではすき間から雨水が入り込み雨漏りの被害が広がると予想しました。
床面の劣化も進行していました。
床に施されている防水の塗装が剥がれ、床面が浮いていました。
防水の塗装が剥がれてしまうと、下地にも影響を及ぼします。
下地に雨水が入り、劣化が進むとひび割れが出て雨水が入り込み雨漏りを発生させてしまいます。
床面もこのままでは雨漏りにつながる恐れがありましたので、お客様にお話しさせていただき今回は屋上も防水工事のメンテナンスさせていただくことになりました。
室内で雨漏りがして、困っている方はいませんか?
雨水が建物の内部まで入ってしまうと天井や壁にも影響を及ぼしてしまいます。
雨漏りが起きているということは、屋根、もしくは外壁などが劣化や不具合が出ているということです。
雨漏りを見つけたらこれ以上被害が大きくなる前に処置、メンテナンスすることが必要です!
塔屋(とうや)外壁塗装・ウレタン防水 メッシュ工法
まずは塔屋(とうや)の外壁のコーキングを打ち替え補修しました。
古いコーキングを剥がし、プライマーを塗りました。
プライマーはコーキング材とをしっかり密着させるための接着剤のようなものです。
プライマーの上にコーキング材を入れ、ヘラで均一にならし、すき間を埋めました、
外壁に使われるコーキングは見た目はゴムのような物になります。
コーキングはサッシと外壁のすき間を埋めたり、外壁のボード同士の間のすき間を塞いでいます。
しかしコーキングも紫外線の影響でひび割れなどの劣化が出てきます。
ひび割れから剥離(割れ)が起こり、雨水が入り外壁材の腐食につながります。
コーキングの打ち替えは既存のコーキングを剥がし、新しいコーキング材を埋めていくので、劣化の進行を止めることができます!
コーキングを打ち替えたら塔屋の外壁に塗料を塗りました。
下塗り・中塗り・上塗りし塗膜に厚みを持たせました。
雨どいも塗装しました。
外壁塗装な基本的には3回塗ります!
下塗りでは塗装の下地を作ります。
後から塗る塗料との密着性を高める役割があります。
中塗りを塗ることで塗膜の強度を上げます。
耐久性を上げるため中塗りは必要になります。
最後の上塗りで色ムラを無くし、ツヤを出します。
塗膜に厚みを持たせ、対候性を高めてくれる役割があります。
雨漏りの原因だった水切り部分のコーキングも打ち替え補修しました。
かなりコーキングが傷んでいました。
ここでもプライマーを使います。
水切り部分にプライマーを塗り、下地を作っていきます。
コーキングもキレイに仕上がりました!
次はウレタン防水工事の中のメッシュ工法で水切り部分を施工しました。
プライマーを塗った上に塗膜防水専用のメッシュシートを貼り込みました。
メッシュシートは複雑な形状の部分にもキレイに貼ることができます。
メッシュシートを貼ることで地震に対してとても強くなります。
衝撃にも強いのがこのメッシュ工法のメリットです!
メッシュシートの上にウレタンを塗り、最後にトップコートを重ね塗布しました。
トップコートを塗ることで紫外線による劣化を防ぎます!
これで塔屋からの雨漏りを修理し、施工時完成いたしました。
雨漏りでお悩みの方へ
実際に雨漏りが起こった時、どう対処するかあまり知られていないのが現状かもしれません。
雨漏りの修理にどれくらいの費用がかかるなど、悩んだときに頼れる相談先があると安心です。
そんな時には、街の屋根やさん広島中央店へお問い合わせください。
どんな小さなお悩みも解決いたします!
【パラペットとは】
建物のほぼ傾斜がなく、平らな屋上の外周部に取り付けられた低い壁(立ち上がり部分)をパラペットと呼んでいます。
低い壁は手すりとして使用されることはほぼありません。
では何のために低い壁が設置されているか?
パラペットがないと雨が降った時、雨水は外壁を伝ってそのまま地面に流れてしまいます。
そうなると外壁は雨水で傷み、外壁の劣化を早めてしまいます。
それを避けるため、低い壁を付け、雨水を排水溝に集めます。
集まった雨水は樋を通り、スムーズに適格な場所に雨水は流れます。
パラペットがあることで雨漏りのリスクを防いでいます!
まずはパラペットの笠木の撤去を行いました。
笠木(かさぎ)はパラペットの上に被せている仕上げ材のことです。
仕上げ材の笠木が無いと、雨水が内部へ入り込み、外壁や躯体を腐食させてしまいます。
笠木を取り、中の劣化した古い防水層も剥がしました。
屋根に勾配があれば雨水は自動的に流れてくれますが、今回の屋根のような傾斜がない陸屋根は雨水が流れにくく排水の機能が弱くなってしまいます。
防水層を造ることで勾配がない平たい屋根でも雨水から建物を守ることができます!
笠木の下地処理をしました。
ケレン作業で古い防水層や汚れなどをキレイに落としました。
次に絶縁シートを貼る前のボンドとブチルテープを貼りました。
ブチルテープは防水工事の時によく使われます。
絶縁シートを全体に貼り込みました。
下地と防水層の間を浮かせるために、絶縁シートを貼ります。
絶縁シートを貼り込むことで新しい防水層が直接下地に付かないので防水層の寿命を長く持たせることができるのです!
絶縁シートの上にIHディスクを取付けました。
ディスクの表面に接着剤が塗ってあります。
後の工程で、IHディスクを塩ビシートを接着させます。
塩ビシートを全体に貼り込みました。
立ち上がり部分にはボンドを貼り、すき間をFLシールで埋めました。
塩ビシートは耐久性があるので防水工事にはおすすめです。
次は改修用ドレン設置しました。
ドレン=排水溝のことになります。
屋上などの防水にはこの改修用ドレンは欠かせません!
ドレンは雨水を排出するための装置で、傾斜の1番低い場所に取り付けています。
(雨水が集まる場所です)
ドレンは雨どいに繋がっているので集まった雨水はそこから地上に流れてくれます。
防水工事のメンテナンスの時には、併用してドレンのメンテナンスもするようにしましょう!
次はコーナーパッチと脱気筒設置しました。
コーナーパッチは入隅などの角の部分に取り付ける部材です。
角は伸縮によりシートが破れやすくなるのでコーナーパッチを貼り強度を増しています。
脱気筒設は屋上などの下地と防水層の間に水蒸気が溜まるのを外へ逃がしてくれる役割があります。
水蒸気を逃がさないと防水層が膨張してしまい、耐久性の低下につながります。
防水工事の時には脱気筒のメンテナンスも一緒にすることが多いです。
最後に笠木(かさぎ)を復旧しました。
笠木にはつなぎ目があるので、すき間はコーキングで埋めました。
これで完成しました!
暮らしていく中で、どんな建物でも劣化は避けれません。
避けられない建物の雨漏りにお困りの方がいらっしゃれば、私たちが全力でサポートいたします。
建物の調査は無料で承っておりますので、まずはお気軽に街の屋根やさん広島中央店にお問い合わせください。
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