現地調査！

現地調査の様子です。

まず高所カメラで、屋根の様子を見ていきます。

差し棟部分のカバーが剥がれていて、サビが発生していました。

次に、上部に写って見ていくと、煙突部分の窯業系サイディングの外壁が崩れ落ちそうになっていました。

こちらの部分は、お客様は認識していませんでした。

ホームセンターはここも塗装する予定だったのかもしれません。

パナホームの建物だとよくある現象ですが、煙突部分は屋根からの熱と雨あたりが強いのが原因ですぐに傷んでしまいます。

こちらもメンテナンスをおこなっていきました。

続いて外壁の様子です。

ひび割れが出てしまっていたので、お客さまご自身で補修をされていたようです。

シリコン製のシーリングでした。

外壁塗装の際には、古いものをすべて撤去して、外壁の補修をおこない塗装させていただきます。

続いて、ベランダの様子です。

一部分だけですが、シーリングで補修されていました。

その他劣化箇所をまとめて、報告書としてお客様にお渡しをいたしました。

早速ご契約をお預かりして、工事の方に移っていきます。

近隣の方に工事のご挨拶をおこない、足場を建てていきます。

今回は雨樋の中にかなり土が溜まっていましたので、スコップにて、撤去してから高圧洗浄を行いました。

ベランダからの雨漏りは、ベランダに水が入り込まないように雨養生を行ってから高圧洗浄をしていきます。

高圧洗浄が終わりましたので、ベランダの床の下地を作り直していきます。

かなりの雨漏り被害です。

20～30年ほど前のパナホームの建物でいただく雨漏りのご相談は、おなじような現象が多いです。

排水が部屋側についていて、水の逃げ道が作りにくいために雨漏りが発生しています。

コンパネをバラしてみたら、下地がかなり劣化していました。

土台は軽量鉄骨なので、腐食はありません。

痛んだ木材を撤去したら、コンパネを貼るための下地を形成していきます。

コンパネを貼って防水下地の完成です。

続いてベランダのFRP防水を行っていきます。

今回のベランダのFRP防水は、ガラスマットを二重にしております。

防水のためのガラスマットを二重にすることで、動きに強くなります。

ガラスマットをFRP樹脂で固めていくのですが、各回ごとにきちんとエアー抜きもしてあり、密着はバッチリです。

かわいてから表面の研磨を行い、トップコートを塗っていきます。

続いて、屋根の差し棟補修になります。

今回は上に被せるカバーを提案させていただきました。

廻りをコーキングで止水処理を行い、樹脂の貫板・タフモックを取り付けていきます。

最後に棟板金をかぶせて完成です。

続いて煙突部分です。

窯業系サイディングの劣化が著しかったので、板金をかぶせていきました。

パナホームの建物だとこのように、知らない間に劣化していることがありますので、注意が必要です。

定期的に点検したほうが良さそうですね。

このようにカバーすることにより水の吸い上げ、跳ね返りによる劣化がだいぶ防げます。

見た目はちょっとさみしくなってしまいますが・・・

ここまで、行いやっと屋根塗装工事に写っていけます。

まずは板金部分の下塗りです。

コロニアル部分の下塗りとは使用する塗料が違うので、先に塗っていきます。

錆止めが終わり、コロニアル部分の下塗り作業に入ります。

こちらのコロニアルはセメントでできているため板金とは下塗り剤を変えます。

屋根に関しては、下塗り2回+上塗り2回
外壁は、下塗り1回+上塗り2回です。

雨戸、破風板、軒天の塗装を行い工事完了となりました。

雨漏りでお困りでしたら 街の屋根やさん土浦店・霞美装 まで！